猫 バナナ

猫にバナナって大丈夫なの?猫にバナナを与える時の4つの注意点

愛猫と一緒に同じ物を食べるのは、飼い主さんにとっての喜びでもあります。愛猫と一緒に食べられる、栄養価の高い食べ物がないかと思っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。今回は、猫にバナナを与えても大丈夫なのかについて、整理してみました。

猫にバナナ?

猫 バナナ

2016年に、テレ玉、サンテレビで放映された「ばなにゃ」というTVアニメをご存知でしょうか。バナナの中に潜んでいて、人がいなくなるとこっそり現れる猫の話で、関連グッズなども販売されている人気アニメだったようです。このアニメにちなんでなのか、バナナの形をした犬猫用のバナナベッドも販売されています。通販サイトなどで、商品の写真をご覧になった方も多いのではないでしょうか。バナナと言えば、昔も今も、人にとっては健康食と言われています。血圧を下げる効果があり、栄養が豊富な割にはカロリーが低いので、ダイエット食としてもよく食べられています。

熟成させた皮の黒くなったバナナは、普通のバナナよりも健康に良いとされ、最近では黒バナナ健康法などと言われて人気のようです。人にとっては良いことばかりのバナナですが、猫にとっても身体に良いのでしょうか?「愛猫と一緒に同じバナナをおやつに食べられたら、きっと楽しいだろうなぁ」などと思う飼い主さんもいるかもしれません。果たして、猫にバナナを食べさせても大丈夫なのでしょうか?

猫にバナナを食べさせても大丈夫です

バナナ

結論から言うと、猫にバナナを食べさせても大丈夫です。バナナには、猫にとって有毒な成分は含まれていません。バナナは100gで約84kcalあり、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン(B1,B2,B6等)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、モリブデン等)、食物繊維が含まれています。これらは、猫にとってもエネルギー源になり得る栄養素です。また、食物繊維により、便通を良くする効果も多少は期待できます。

猫によってバナナが好きだったり嫌いだったりする

猫とバナナ

しかし、猫なら皆バナナが好きかというと、そうではありません。バナナが好きな猫もいれば、嫌いな猫もいます。元々、バナナは自然に猫の口に入る食べる物ではありませんので、それまでの生活環境によって好みが分かれるようです。そして、好き嫌いの判断は、匂いや食感で決まるようです。飼い主さんがよくバナナを食べているご家庭で育った猫なら、バナナは美味しそうだと思う対象かもしれませんね。とにかく、バナナは猫にとって必要な食べ物という訳ではありませんので、無理に食べさせる必要はありません。

猫にバナナを与える時の注意点

猫とバナナ

バナナは猫にとっても効用のあることが分かりましたが、野生の猫が普通に口にすることのない食べ物です。猫にバナナを与える場合には、いくつかの注意が必要です。

あげ過ぎないこと

バナナの成分であるカリウムは、体内の塩分を排出したり筋肉の収縮をサポートしたりする働きがあります。しかし、過剰摂取すると高カリウム血症になります。高カリウム血症は、重篤な場合は死に至ることもある怖い病気です。バナナの成分であるモリブデンは、鉄の働きを促進するので、糖質や脂質の尿酸代謝を助けます。しかし、過剰摂取すると心不全になります。バナナの成分であるマグネシウムは、骨などを作るのに必要な栄養素です。しかし、過剰摂取すると尿路結石になります。バナナには糖分も含まれており、糖分を過剰摂取すると糖尿病になります。このように、バナナには猫に必要な栄養素が含まれているのですが、過剰に摂りすぎるとかえって健康を害してしまいます。猫にとっての適量は、輪切りで1cm程度だと考えるのが良いでしょう。また、たまにおやつとして与える程度と考えましょう。

皮は与えないこと

バナナの皮は、硬くて消化にも良くありません。そのため、喉や腸に詰まらせたり、場合によっては腸閉塞を起こしたりする可能性もありますので、皮は食べさせないようにしましょう。

冷やさず常温であげること

バナナに限りませんが、猫にとって冷たいものは、消化器を刺激して下痢などを起こさせる可能性があります。冷やさずに、常温で保存したバナナをあげましょう。

食べているときは目を離さないで

バナナは食べやすい硬さなのですが、粘土が高いので、慣れていないとむせてしまったり喉に詰まらせたりする可能性も否めません。なるべく細かく切ったりすりつぶしたりして、飲み込みやすくして与えましょう。そして、食べているときには、目を離さない方が良いでしょう。

こんな猫にはバナナを食べさせないで!

猫

バナナには、猫にとって中毒を起こすような有害な成分は含まれていません。しかし、どんな猫に与えても良いという訳ではありません。バナナの成分の中には、過剰摂取で猫に良くない影響を与えるものもあるからです。以下のような猫には、バナナを与えるのは避けましょう。特に、腎臓疾患の猫には、高カリウム血症のリスクが高く危険です。また、「まだ治療までは必要ないが、腎臓が弱っているのでじん臓病用の療法食を食べさせるように」と言われている猫にも、バナナは与えない方が良いでしょう。

① 病気で薬を服用中の猫
② 高齢の猫
 ③ 腎臓が弱っている猫

まとめ

猫ゴロゴロ

猫が体調を崩していつものご飯を食べてくれない時、飼い主さんは色々と工夫をして、猫になんとか食事をしてもらおうと必死になります。そんな時、猫に好物が多ければ多いほど、活路が開ける確率が上がると思いませんか?猫にとって、バナナは必ずしも必要な食べ物という訳ではありません。しかし、もしもバナナを好むようであれば、普段からたまに少量をあげることで「好物」を増やしてあげるのは、良いことだと考えられます。

また、飼い主さんと愛猫が一緒のおやつを食べることで、コミュニケーションが促進され、絆が深まるのであれば、双方にとって良いことでしょう。そう、「同じ釜の飯を食う仲」という訳ですね!ただし、あげ方を間違えると、高カリウム血症などの怖い病気を引き起こしかねませんので、よく注意した上で与えるようにしましょう。

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