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臆病な猫と仲良くなる為の方法。猫が臆病な性格になる理由とは!

猫にも人間同様いろいろな個性があります。好奇心旺盛で人懐っこい猫もいれば臆病で繊細な猫もいるとわかってはいても、やはりせっかく我が家に来てくれたからには飼い猫にはできるだけリラックスしてのんびり暮らしてもらいたいと思いますよね。臆病な猫と仲良くなるにはどうしたらよいのか、まとめます。

猫が臆病な性格になる理由

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臆病な性格というのは裏を返せば慎重で注意深いということにもなります。そしてこの性格は猫が野生で生きていくためには絶対に必要なものです。何にも疑いも持たず警戒せずに楽しく暮らしていければ一番いいのでしょうけど、不用意に車に近寄って事故にあったり、悪い人にいじめられたりして命を落とす危険が高まります。つまり猫が慎重で警戒心が強く臆病というのは猫に備わった初期設定のようなもので、飼い猫になってもそれを完全になくすことはないということです。

その中でも特に臆病な性格の猫と、どちらかというと天真爛漫で物怖じしないタイプの猫とがいるのは事実です。なぜ生まれついて臆病な性格の猫とそこまでではない猫がいるのでしょうか。実は、臆病な性格になるのにはいくつか理由があって、先天的なものと後天的なものに分かれます。

先天的に臆病になる理由

猫

実は猫の性格は父猫に似ると言われています。父猫が人懐っこく甘えん坊の性格であれば子猫もそうなる可能性が高いということです。父猫の性格がわかっている場合は参考になると思います。それから、純血種の場合は猫種によってある程度性格が決まっています。スコティシュフォールド、アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘアなど、人懐っこいと言われている猫種はたくさんいます。また、猫の毛色と性格の関係もあると言われたりしますが、科学的な根拠は特になさそうです。ですが、何かしら思うことがあってそういう分類がなされているのだと思いますので、関係があるともないとも言い切れないという状況です。

後天的な理由

猫見つめる

生まれ持った性格とは別に育つ過程で身に付く性格ももちろんあります。父猫からは性格を引き継ぐと書きましたが、母猫からはその関わった時間に比例して人懐っこく友好的な性格を受け継ぎます。子猫は母親と行動を共にすることで未知なものにチャレンジする勇気をもらい、様々な経験をして学習します。母猫とあまり早くに引き離されてしまうと学習する機会がないので不安なまま情緒不安定であったり臆病な性格になりやすいと言われています。少なくとも社会化期が終わる生後三か月頃までは母猫と一緒に居させてあげるのが望ましいです。

また、子猫の時期に兄弟猫やそのほかの猫と交流する時間が極端に少なかったりすると猫同士の関係性の築き方を学ぶ機会がないままになってしまうので、その後も他の猫と仲良くするのが難しい臆病な猫になってしまうこともあるようです。もし兄弟猫がいるのなら一緒に引き取る、もしくは少なくとも社会化期が終わるまでは兄弟猫や他の猫と一緒に過ごさせるのが望ましいようです。栄養状態も関係してきます。栄養が足りていない状態だと身体もきちんと発育しませんが精神状態にも関係してくるのは猫も人間も同じことです。

きちんと猫にとって適切な食事を与えてあげることが大事です。それからもちろん、子猫の頃から人間と接する時間があればあるほど、人慣れしてきます。全く人間と関わったことのない猫は人に対して警戒しますし、臆病にもなります。もちろん時間をかければ徐々に人に慣れてきて甘えてくれるようになると思いますが、時間がかかることは否めないようです。

臆病な飼い猫と仲良くなる方法

猫うつ伏せ

それでもせっかく飼い猫になったのだからできるだけのびのびと、楽しく暮らして欲しいと思いますよね。ですが臆病な性格の猫相手に急に仲良くなることはできません。時間をかけてゆっくりと、というのがまず鉄則です。そして基本的には猫の自由に任せるというかたちになります。臆病な猫と仲良くなりたいからといって怯えているのに近づいて行ったりむりやり抱っこしたりはやめてあげてください。ますます怯える気持ちが強くなってしまいます。猫が隠れることができる落ちづく場所を用意し、最低限のご飯などのお世話をしてあげたらしばらくは自由にさせておきましょう。

隠れている猫が心配だからといって隠れ家から無理に引っ張り出したりなど決してしてはいけません。お腹が空けば人間がいない隙にこっそり出てきて食べますから大丈夫です。猫が人間をよく観察して、近づいても大丈夫かなと判断すれば向こうから近づいてきますので、それまで気長に待つのが良いです。ちなみに私が猫と暮らし始めたときは、はじめは部屋にいる私のことをじっと観察されるだけの日々が続きました。慣れてきたな、と思ったところでブラッシング用のブラシを見せて誘導してみると恐る恐る近づいてきたので、そこでブラシをかけてあげてちょっとずつ距離を縮めていきました。

臆病であることは悪いことではない

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臆病な性格、と言われると消極的であまり好ましく思われないこともあるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。臆病というのは裏を返せばものすごく甘えん坊になってくれる可能性も秘めているのです。多頭飼いをして猫同士がじゃれあったり遊んだりをほっこりと眺めていたい飼い主さんもいると思いますが、猫と一対一の関係で甘えてもらいたい飼い主さん、来客などが少なく静かな環境で猫と穏やかに過ごしたい飼い主さんにはこういった性格の猫の方が向いていると思います。

もちろん最終的には性格なんて飼ってみないとわかりませんし、性格は固定ではなく環境などで変わるものですので絶対ではありませんが、自分と猫とでどんな生活を送りたいかイメージしてみるのも良いかもしれません。

まとめ

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猫も人間同様いろいろな性格の猫がいます。猫に合わせてどういう風にしてあげたらこの猫が一番幸せに暮らせるか考えてあげることが大切かと思います。縁あってきてくれた猫に愛情を注いであげましょう。猫は人間が思う以上に人の気持ちを理解します。その気持ちがあればきっと伝わる日がきます。

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