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猫がパニック状態になったらどうしたら良い?原因5つと対処法!

パニック状態になった猫を見たことがありますか。初めてそういう状態になった猫を見た飼い主さんはさぞかしびっくりされたことでしょう。猫はパニックに陥りやすい動物です。どういった時にパニック状態になるのでしょうか。そしてパニック状態になってしまったらどうしたらよいのでしょうか。まとめていきます。

猫がパニックになったらどうなるのか

猫

猫がパニック状態になると、普段の穏やかな飼い猫とは別猫になると思ってください。まず、人間でもそうですが、ひどく慌てて怖がってしまい、周りが見えなくなり走り回ったり暴れたりします。我を忘れて野生が丸出しになり攻撃的になることもあります。ひどくなるとおしっこやうんちをあたりに漏らすこともあります。

猫がパニックになる原因

猫の顔

何か原因があって非常におびえていたり不安になったり、身の危険を感じたりしたときにパニックの症状が現れます。

ぐっすり寝ているときに近くで大きな音がした

打ち上げ花火の音でパニックになったという例もありますが、日常生活のなかでも、掃除機をかける音が原因でパニック状態になったとか、猫が寝ているそばで大きなものと落としたとか、特に大きな音でなくても聞いたことのない音が鳴ったとか、そういうことでも繊細な猫はパニックになることがあります。

お風呂に入れたとき

猫は本能的に水に濡れるのを嫌がります。それでもやむを得ない事情でお風呂に入れなければならない時、やはり嫌がってパニック状態になることがあるようです。

知らない人が家に入ってきたとき

完全室内飼いで飼い主さん以外の人間と接することに慣れていない猫の場合、見知らぬ人間が入ってきただけでびっくりしてパニックになる猫もいるようです。

1匹で飼われていた猫のところにもう1匹迎えたとき

他の猫を見たことがない、一緒に飼われたことがない猫にとっては、見知らぬ猫が自分の家のなかというなわばり内にいることはとんでもない恐怖です。家のなかで突然遭遇してしまった場合は恐怖のあまりパニックになることがあります。

どこかけがをしていたり具合が悪いとき

体のどこかにけがをしていたり体調が悪いときに、飼い主さんがそうと気付かずに触ってしまうと、痛くてパニックになることがあります。原因があってパニックになっているのなら原因を取り除いて対処できますが、特に原因はないのに暴れているのなら病気の可能性がありますので、そこの見極めは大事です。例えば甲状腺機能亢進症やてんかん、脳腫瘍などはパニックを起こすことがありますし、視覚や聴覚に障害があった場合、周りの状況がよく把握できなくて不安になりやすく、パニックを起こしてしまうということもあるようです。

パニックになった時の対処法

猫

もし猫がパニック状態になってしまったら、一番大事なことは猫の安全確保です。パニックになった猫は周りの状況が見えていません。怪我をしたり危ないものがあれば片付けましょう。また、走り回っているときに窓が開いていたりドアに隙間があったりすると、そこから外に出てしまい迷子になってしまうことがあります。パニックになった猫は網戸程度なら突き破って外に出てしまいますので、戸締りの確認はしてください。

実際に震災があった時多くの飼い猫が外に飛びだしてしまい迷子になっています。猫自身が安全であれば、飼い主さんは手出しせず、落ち着くまでそのままじっと待つことが鉄則です。もし可能であれば猫の目の前から姿を消しましょう。パニック状態になって興奮した猫はあたりかまわず攻撃してくることもあります。パニック状態になった猫を落ち着かせようとして撫でようとしたり抱っこしようとしたら噛まれたり引っかかれたりしたという例もよくあります。

猫は単独で生きる動物です。パニック状態に陥るほどの身の危険を感じたときに野生ならどうするかというと、群れで生きている動物だとリーダーの判断で動くところでしょうが、猫は全部自分の判断で動き、身を守ろうとします。飼い主さんとしてはパニックになっている飼い猫がかわいそうで早く落ち着かせてやりたいと思うところでしょうが、残念ながらこういった場面に飼い主さんの出る幕はないのです。

それに、猫は怖い思いや嫌な思いをしたときの状況を紐づけて記憶してしまいます。嫌な思いをしたことと飼い主さんが直接的に関係なくても、その場に飼い主さんがいたことで飼い主さん=怖い嫌な記憶と結びつけてしまうことがあるのです。今後の飼い猫とのコミュニケーションに影響が残ることがありますので、落ち着くまではできるだけ近寄らないようにしましょう。

パニックにならないようにするには

猫

パニックになった原因を見極め、その原因を遠ざけることが大事です。猫は嫌なことに対する記憶力がずば抜けていてそれを避けようとしますので、同じ状況が起こるとまたパニックを繰り返すことがあります。掃除機の音が苦手なら掃除機をかけるときは猫を別室に連れて行く、打ち上げ花火の音が苦手なら花火大会の日は窓を開けない、大きな物音を立てそうなものは高いところに置かないなどの対処ができるはずです。

パニックになりやすい猫はどんな猫

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繊細で敏感な性格の猫がパニックになりやすいようです。その原因は様々ですが、両親の性格から引き継いだ遺伝的な要素もあるようです。また、子猫にとって大事な社会化期にあまり人や他の猫と接していなかったり愛情を受けてこなかった猫は不安になりやすいとも言われています。また、一度パニックを経験してしまった猫は同じ状況になると怖い記憶が蘇ってパニックを引き起こすことがあります。

さらには過去に人間に虐待されていたため、人間が近づくとパニックになるなど深刻な例もあるようです。また猫種によって性格的に繊細で敏感な猫が多い種もあるようですが、これは猫の個性がありますので絶対ではありません。どの場合も、飼うときにはそれなりに気遣いが必要ですが、飼い主さんが優しく温かく接してあげることでたいていの猫は改善して落ち着いていきます。

まとめ

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猫がパニックを起こすのは野生で強く生きていたころの名残です。仕方のないことなのですが、人間側としては困ってしまいますね。できるだけパニックに原因になるものを遠ざけ、猫が穏やかに過ごせるように心掛けてみてください。

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