猫 長毛種

長毛種の猫を飼ってみたい人へ。長毛種の猫のお手入れ方法

長毛種の猫ってフワフワしててあったかそうで抱っこしたら気持ちよさそう。飼ってみたいなという方はきっとたくさんいると思います。でも長毛種の猫には気をつけなければいけないお手入れポイントがいくつかあり、知らずに飼うと猫にも人間にも不幸なことになってしまいます。長毛種の猫のお手入れ方法についてまとめます。

長毛種の猫について

猫

猫の多くは短毛種です。短毛種の方が遺伝的に優勢になるためなのですが、それでも長毛種は世界中に100種程度はいると言われています。有名な品種としては、メインクーン、ペルシャ、ラグドール、ノルウェージャンフォレストキャット、アメリカンカール、バーマンなどです。長毛種として存在している品種もあれば、同じ品種でも長毛種と短毛種と両方存在している猫もいます。

長毛種は元々は短毛種から突然変異で生まれたという説と、寒い環境で生き残るために毛を長くしていったという、環境に適応して変化した説とがあります。長毛種というと純血種の猫と思われがちですが、実は雑種でも長毛種の猫はいます。ただ先に書いたとおり、猫は短毛種の方が遺伝的に優勢ですので、長毛種の野良猫を見かけることというのはほぼありません。

もしあるとすれば飼い猫が逃げ出したり迷子になっているパターンですね。長毛種を飼いたいと思った時は多くの場合ペットショップやブリーダーから手に入れるようになると思いますが、そうなるとやはり純血種になりますので、これが長毛種=純血種と思われる原因かと思います。

被毛には種類がある

猫

長毛種の猫を飼う上で体の大きさや体形、毛色などにそれぞれ特徴がありますが、お手入れに関わってくるポイントとして毛質の違いは大きいところです。猫の毛には大きく分けて2種類あります。

オーバーコート

主に体の表面にあって、日光から体を守ったり水をはじいたりする役割の長めの毛

アンダーコート

主に保温のために存在していて、柔らかくフワフワで短めの毛この2種類の毛を両方持っているのがダブルコートの猫、オーバーコートのみかアンダーコートは持っていてもごくわずかなのがシングルコートの猫です。ダブルコートを持つ猫は寒い地域の猫が多いですし、逆にシングルコートの猫は暖かい地域に住む猫が多いですので寒がりが多いようです。換毛期に抜け替わるのはアンダーコートですので、お手入れを少しでも楽にしたいと思われる方はシングルコートの猫を選んだ方が良いでしょう。

お手入れが必要な理由

猫 長毛種

長毛種の猫はフワフワとしていてとても触り心地がいいですが、その触り心地を維持するためには飼い主のお手入れが欠かせません。短毛種であれば通常は自分で毛づくろいをするだけでほぼ汚れも取れるので問題ないのですが、長毛種は毛が長いため自分で毛づくろいをしても追いつかず、飼い主がこまめにブラッシングやシャンプーをしてあげないと毛が絡まって毛玉になったり、艶がなくみすぼらしくなってしまいやすいです。不衛生になると病気の原因にもなりますので注意してください。

ブラッシングのやり方

猫 長毛種

長毛猫のブラッシングは1日2回程度が目安です。ブラッシング用のブラシもたくさん種類がありますが、長毛種に向いているものを用意してください。獣毛ブラシは毛艶を出すのに効果的でおすすめですし、スリッカーブラシ、コームなどは毛玉をほぐしたりするのに向いています。そして猫がリラックスしているタイミングを狙って行います。猫の毛流れに沿ってブラシを通すことが大切です。普段触り慣れているところから始めましょう。嫌がる猫に無理やりブラシを通すことは避け、短時間で済ませるようにしてください。

ブラッシングは猫の健康のためにも重要ですが、猫と飼い主さんのスキンシップという意味でも大切です。子猫のうちから行って慣れてもらった方が双方にとってよいですね。また若い頃は毛玉がなくても高齢猫になるとどうしても毛づくろいの回数が減ってきて毛玉ができやすくなるようなので、そういう意味でも子猫のうちから慣れてもらうことをお勧めします。どうしても慣れにくい猫にはラバーブラシを使うと慣れやすいようです。

シャンプーのやり方

猫 長毛種

長毛猫のシャンプーは月に1回程度が目安になります。人間のシャンプーでは体に負担なので猫用のシャンプーを用意しておきましょう。また、お尻のあたりの毛が汚れやすい猫が多いようですので、あらかじめお尻回りの毛を短くカットしておくとシャンプーがしやすくなると思います。シャンプーをスムーズに進めるために、まずブラッシングをして猫の毛のもつれをほぐし、汚れを落としておくと良いでしょう。

シャンプー時に抜ける毛を減らすことでシャンプーの効果も高まります。大き目のたらいなどにぬるま湯を張り、猫用シャンプーを入れてから猫を入れ、毛にシャンプー液をしみ込ませたらたらいから出して体を洗います。首から胴体に向かって洗いつつ、お腹、背中、足先、指の間も忘れずに洗いましょう。特に肛門付近は汚れやすいですししっかり洗いたいですが、敏感なところですので丁寧にやさしく洗ってあげましょう。

最後に顔を洗ったらシャワーで洗い流します。この時シャワーノズルを猫の身体にくっつけるようにして流すと猫が嫌がりにくいです。最後によくタオルドライしてからドライヤーでしっかり乾かしてあげてください。

毛玉の取り方

猫 長毛種

ブラッシングやシャンプーをしていても残念ながら毛玉ができてしまうことはあります。毛球ができた場合は、もし手でほぐせる程度の状態なら少しづつほぐし、くしでとかしてあげてください。上手くほぐせないくらいひどい毛玉の場合はカットするしかありません。皮膚を傷つけないように注意しながら、毛球を切り開くようにはさみを入れるのが見栄えがいい切り方ですが、難しければ根本を切ります。フェルト状になってしまっていてカットもままならないようなら無理せず獣医さんにお願いしてください。毛球をほぐすためのブラシもあるようですので、軽い毛玉なら使ってみるのも良いと思います。

まとめ

猫 長毛種

長毛種の猫は毛並みのお手入れが必ず必要です。毛玉ができてしまわないように日々のお手入れに努めてあげられるかどうか、が長毛種の猫を飼ってもよいかどうかのポイントになるかと思います。ふわふわの毛並みを維持できるように頑張って下さい。

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