猫

発情期を迎えたメス猫のイライラ行動!どう接してあげるべき?

猫は生後半年を過ぎたころから不定期の発情期を迎えます。この期間、メス猫はそれまでの雰囲気とはまるで変わってしまい攻撃的になったり、イライラとしたり、時には物影に隠れてしまうこともあります。多頭飼いの場合、猫同士の喧嘩が絶えず心配も増えるでしょう。こんなイライラ期間を迎えている猫に家族はどう接してあげるべきかをあらかじめ知っておいてあげましょう。

発情中のイライラは自然と収まる症状です

猫

猫の発情は季節を問わず生じる生理現象です。犬の場合、春と秋の年2回が平均的ですが猫の場合、犬よりも回数も期間も多くみられます。子猫の場合、生後半年ほどを目安に身体的な成長が終わり、発情を迎えます。この期間、メス猫はホルモンの分泌が盛んになり自分の意思とは無関係に体に変化が起こります。そのため無意識で悪気はないものの周りからは

・イライラとしている
・落ち着きがない
 ・攻撃的

と思われてしまうような行動や態度が目立つようになります。共に暮らす家族から見ると急に素っ気なくなった猫の態度に変化を感じることもあるでしょう。ただ発情期は大抵の場合1,2週間で自然と収まりを見せ、いつもの様子に戻るものです。中にはいつが発情期であったのかも気が付かないこともあるほどです。

発情期中の変化はそれぞれの性格や体質も関係してくるので必ずしも過剰に意識をする必要はありませんがもし愛猫にこのような変化がみられるときはそっと見守り、刺激をしないよう接してあげましょう。

多頭飼いの場合は避妊手術も早急に検討すべき

子猫3匹

最近猫を飼ううえで多頭飼いをする方、兄弟、親子で飼育する方が増えています。この場合、猫同士が遊び合い、じゃれ合う事が出来るのでお互いが退屈や寂しさというストレスから開放され理想的なスタイルだと言われています。しかし多頭飼いでまず考えるべき点は繁殖についてです。猫は年間を通じて季節に関係なく発情が起こります。発情が起きても外見的に大きな変化がみられるわけではないので飼い主でも気が付かないこともあります。

でももし去勢、避妊を済ませていない場合、驚くほどのスピードで子猫が生まれ飼育頭数が増加しかねません。もちろん猫同士の相性もあるので、発情期特有のイライラが原因で子猫が増えないこともありますが、猫の性格に頼る判断はあまりにリスクが高いといえるでしょう。

今後繁殖を希望していない場合、これ以上飼育頭数を増やしたくない場合は早期に動物病院で去勢、避妊手術を受けましょう。全国の自治体では去勢、避妊手術に助成金を支給する制度を各種設けています。お住まいの地域にどのような制度があるのかもまずは調べてみましょう。

無暗に屋外に出さないことが大事

猫

室内を激しく走り回る、爪とぎを頻繁にする、猫同士の喧嘩が絶えない・・・という場合、完全室内性格でストレスを抱えているのではと思うでしょう。中には少しの時間だけなら・・と考え屋外に連れ出す方もいます。しかし猫にとって環境の変化はかえって大きなストレスになります。その上発情期が原因でイライラ行動がみられるのであれば、屋外に出すことで他猫から攻撃を受けさらにダメージを受けかねません。猫にイライラ行動がみられる場合はストレスを少しでも発散できるように

・おもちゃ
・爪とぎ
・ガムなど噛みごたえのあるオヤツ

などを与えて様子を見てあげましょう。多頭飼いの場合は1,2週間ほどはお互いを別々の部屋で過ごさせ、距離を置かせることも効果的な対処方です。

食欲が不安定になることも

猫

発情期を迎えると途端に食欲が不安定になりがちです。食欲がまるでなくなってしまい突然大好きだったフードを食べなくなることもあれば、それまでの数倍の量を欲しがることもあります。昼間はまるで食べ物を口にせず、夜中にだけ食べるということもあります。その上、置いたままになっているフードや器に家族が触れようとしたり、他猫は近づこうとすると激しく威嚇することもあり、対処に困るでしょう。

実はこの行動は発情期特有の行動でけっして特別異常なものではありません。発情がおさまることで自然と元の状態に戻ってゆきます。飼い主が取るべき行動は、いつでも食べられるよういご飯を用意しておくだけで十分です。食欲が不安定だからといって特別風味の強いご飯を用意したり、いつもと違うオヤツを与えたりという手間をかける必要はありません。

市販のキャットフードの中には封を開けた瞬間に強い風味が漂う製品もあります。もちろんこの風味に刺激され食欲は回復しますが、人工的な風味ですから必ずしも猫自身の意図ではありません。お腹が空いていない、食欲がわかないときに無理に食べさせることはさらにストレスを増大させイライラを募らせます。この時期は敢えて刺激せずに自然なままに任せておきましょう。

シャンプーを控えストレスを回避する

猫 お風呂

なんだかイライラしているような行動が目立つ、食欲が不安定だと感じる時は、シャンプーなどのストレスがかかりがちなお世話も控えてあげましょう。普段はおとなしくシャンプーやドライヤーを済ませてくれる猫でもこの時期は過剰に嫌がったり、無理やり脱走してしまうこともありえます。シャンプーは時期を伸ばし、猫のイライラがおさまったころに延期してあげましょう。同様に旅行や外出、ペットホテルの利用なども普段とは違う環境でストレスがかかりやすくなるので出来る限り控えてあげましょう。

あえて刺激をせずに衛生管理だけ徹底が理想的

猫 可愛い

発情期中のイライラは敢えて刺激をしないこと、そっとしておくことが何よりです。ただ放っておくという意味ではないので、衛生管理だけは徹底してあげましょう。特にトイレは衛生面を重視すべきです。トイレトレーは洗浄し清潔にしておきます。猫砂の交換も回数を増やしてあげましょう。

まとめ

猫横になる

猫は発情期を迎えると、イライラとしたり、落ち着きの無い素振りを見せることがあります。ただこの時期の苛立ちは自然と収まり、普段通りの生活に戻ることが出来るのであえて刺激をせずに様子をみてあげましょう。

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