猫

猫がストレスに感じる飼い主の5つの行動

気まぐれでマイペースに暮らしている猫も実は飼い主の行動に耐えがたいほどのストレスを感じていることがあります。かわいいと思うがあまりに無意識にとっている行動が猫との関係性を悪化させてしまっているとしたらとても残念でしょう。猫がストレスを感じる飼い主の行動をぜひ理解し、これからは控えることも必要かもしれません。

猫はサプライズが大嫌い

猫

いつもマイペースに暮らし遊びたい、食べたい、眠りたいと思うままに過ごす姿をうらやましくも感じることがあるでしょう。マイペースに暮らすということは生活のリズムを自分で予測し順序立てて考えているからこそできる技です。そのため自分のプランにないこと、予測していなかったことが突然起こるとたとえ些細なこと、嬉しいこと、喜ぶべきことであっても不快に感じ余計な警戒心を抱いてしまうのが猫の習性です。

その代表的な例は一時期インターネットの動画投稿サイトで話題になった猫にキュウリを近づけ驚かせるイタズラです。食ことをしている後ろからそっと近づき、背後にキュウリを置くという単純なイタズラです。でも猫はキュウリの存在に気が付いた瞬間に驚き、飛び跳ね、瞬時に逃げ去ります。このあまりの驚きようが愉快だと話題になりました。

猫のこの行動の理由は単にキュウリが怖いからではありません。猫は不意に視界に入った細長い物体を天敵のヘビと勘違いして驚き逃げたのです。飼い主にとっては軽はずみなイタズラのつもりでも猫にとっては命の危険さえ感じるほどの一大事です。軽はずみなイタズラが猫に想像以上のストレスを与えてしまうことをしっかりと理解してあげましょう。

■パターン②お昼寝の邪魔が何より不快

猫 寝る

猫は一日に15時間以上も眠り過ごします。生後間もない子猫のころはもっと長い時間を眠りに費やします。せっかく一緒にいるのに、休日なのにまるで飼い主の存在を気に留めず眠り続ける猫をつい構いたくなってしまうことはありませんか?この飼い主の想いや行動も猫に多大なストレスを与えてしまいます。実は猫はただ眠いから眠っているのではありません。日当たりのよい場所で眠ることで体を温め新陳代謝を活性化させたり、被毛にこもった湿気を発散させたり、体内でビタミンも生成しています。もし寝不足であったり、十分な日光浴が出来ない状態が長引くと途端に猫は体調を崩してしまうのです。猫が眠っているときは決して無理に起こしたりせずにそっと寝顔を眺めるだけにとどめておきましょう。

旅行もドライブも散歩も予測不可能だから嫌い

車の上の猫

猫用リードやハーネス、お洒落な洋服が続々と販売されてはいるものの、猫にとって屋外へ連れ出されることは決して快適なことではありません。猫同士は厳密な縄張り意識をもって生活をしています。屋外に出るということは無断で他猫の縄張りに侵入することを意味しています。当然いつ襲われるという危険が付きまとい、逃げ場のない状況に不安を募らせています。たとえ飼い主に抱っこされている状態でも猫のストレスは軽減されません。

その上屋外に一歩出ると様々な騒音や臭い、他の動物の存在など情報が錯そうしまさに予測不可能な状態に陥ります。猫を終生室内飼育にすることに賛否両論があります。かといって猫の習性から考えると飼い主に合わせて猫を屋外に連れだすことは決して猫にとって嬉しい、楽しいことではないと理解してあげましょう。

シャンプーやお風呂は習性に反するから苦手

猫シャンプー

猫は数いる動物の中でも最もと言えるほどにきれい好きな動物です。常に毛づくろいを怠らず、毛並みを整えることに熱心です。専門家の中には猫は生涯シャンプーをする必要がないとする意見も多々あるほどです。しかし実際は共に室内で生活をする中で猫特有の臭いが気になる、抜け毛が気になるという理由からシャンプーをすることもあるでしょう。毛玉が出来てしまいトリミングショップでカットを受けることもあります。

でも猫にとっては本来必要のない行為であり、苦手な水を使う行為ですから苦手、ストレスと感じるのも当然なことです。中には全力で抵抗し飼い主をひっかき、傷を負わせることもあるほどです。猫をシャンプーする場合は猫の習性を十分に理解し最低限度の回数に控えるよう心掛けておきましょう。

夏であれば2月に一度、冬であれば3,4か月の一度が目安です。これ以上の頻度でシャンプーをすると本来皮膚に残るべき皮脂までも洗い流してしまうことになり乾燥肌やアトピー性皮膚炎につながる危険性が高まります。臭いや汚れが気になる場合はブラッシングで対処し猫に余計なストレスをかけないよう工夫してあげましょう。

■パターン⑤抱っこは捕獲されたととらえ条件反射的に苦手

猫抱っこ

抱っこを使用とするとさっと逃げてしまう、抱き上げてもほんの数秒でどこかへ行ってしまう・・・気まぐれ猫によくあることです。でもせっかくのかわいい猫ですから出来ることならもっとゆっくりと抱っこをしていたい、膝の上でくつろいでいて欲しいと猫好きなら思うところでしょう。またこのようなことが続くと飼い主自身が自分な猫に好かれていない、懐かれていないと感じてしまうこともあります。

実はこの行動は猫が飼い主を邪険にしたり、嫌っているから起こることではありません。猫は野生の環境下では体小さく、力が弱く捕食される側の存在です。この習性が災いして自分より体の大きな相手に押さえつけられる、行動を制限されると条件反射的に逃げ出そうと本能が働いてしまうのです。野生の習性で身の危険を感じるよう思考が働いてしまうのですから、しつけやオヤツを用いてもこの点を大きく改善することは難しいでしょう。

特に小さな子供は猫が逃げ出そうとするとかえって力を込めて抱きしめてしまったり、逃げ出そうとする猫を追いかけまわしたりとしてしまいがちです。これでは猫はますます本能を発揮し身の危険を感じ、必死で逃げまどうようになります。当然緊張感を募らせ、自宅でさえもリラックスして過ごせなくなるでしょう。猫に悪気がなくてもこのような習性が働いてしまうこともしっかりと理解してあげましょう。

猫との生活は相手のことをしっかりと理解しよう

猫

猫も飼い主もお互いがストレスを感じることなく共に暮らすには、相手のことをしっかりと理解し、受け入れることが大切です。かわいい猫はとてもマイペースに暮らすからこそ癒されるのです。猫が不意のタイミングで見せる甘えた仕草こそまさに猫との生活の醍醐味でしょう。

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