街中に猫

猫が脱走した時の6つの対処法

猫を飼っていて緊張感が走る瞬間のひとつが、「飼い猫が脱走してしまった」瞬間だと思います。本当に慌てますよね。きっと外で不安な気持ちでいるだろうと思うと、いてもたってもいられなくて早く見つけてあげたい気持ち、わかります。でもやみくもに探すより、正しい捜索ができるかどうかでその後猫が見つかる確率がぐんとあがることもあります。今回は、そもそも飼い猫が脱走してしまう理由と、脱走後の対処法についてまとめてみます。

そもそも飼い猫はなぜ脱走したがるのか

車の下に猫

家の中は快適で安全のはずです。外には十分なごはんもないかもしれない、敵やライバルもいるだろうし、寒さに震えたり暑さに苦しむことになるかもしれないし、決して楽に生きられる場所ではないはずなのに、と思ってしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。そもそも飼い猫はなぜ脱走したがるのでしょうか。元々が野良猫あるいは保護猫である場合はすでに家の外には別の世界が広がっていることを知っています。そして好奇心旺盛な性格の猫はその刺激的な生活を忘れられずに何度も脱走を繰り返すということがあります。

あるいは、地震や災害、何か突発的に大きな音がした時に、猫がびっくりしてパニック状態になってその場から逃げ出した結果、たまたま空いている窓やドアがあったのでうっかり外に出てしまった、という例もあります。また、未去勢の雄の成猫は発情期になると雌を求めて外へ出たがりますので、何かの隙をついて脱走することがあります。飼い主は飼い猫を脱走させないように対策を取る義務があると言えますが、それでも脱走は防ぎきれないのが現実のようです。

自分で探す

猫

では飼い猫が脱走してしまったときにはどのように探すのが一番見つかる可能性が高いのでしょうか。まず、完全室内飼いで家の外の世界を知らない猫の場合、脱走したとしてもそう遠くには行っていない可能性が高いです。知らない世界で怖くて動くこともできず、家の周りの茂みや植え込みの陰、排水溝の中、とにかく人目につかないところにひっそりと隠れていると思われます。場合によっては何日もそこから動かないこともあるようです。特に昼間は人通りが多いのでどこかにひっそりと隠れていて、夜になると行動を開始する場合もあるようなので、夜も諦めずに探してみてください。外の世界を知っている猫の場合はもうちょっと行動範囲が広いかもしれませんので、その分捜索範囲を広げましょう。探すときには大きな声で叫ばず、普段と同じテンションで優しく呼びかけましょう。

飼い主さんが動揺した様子だと猫は感じ取って出てきてくれないことがあります。そしてすぐに連れ帰れるようにキャリーバッグを用意しておくとよいです。また、もし見つかってもすぐに近寄ろうとしない方が良いです。外の世界で不安で興奮していた場合、飼い主さんであっても逃げられてしまうことがあります。ゆっくりと距離を詰めてください。おびき寄せるためのおもちゃやおやつを用意しておくと良いでしょう。

業者に頼む

街中に猫

飼い主さんが自分で探しても見つからない場合、最近は行方不明になったペットを探してくれるペット専門の探偵業者というのがあるようですので、そこに依頼するという方法もあります。動物の行動に詳しい専門家のスタッフを多数そろえていたり、最新の操作機械を駆使したり素人の飼い主にはできない捜索をしてくれます。しかし中には悪質な詐欺まがいの業者もあるようなのでそこは注意が必要です。

ご近所に協力を頼む

野良猫

自分で探すのと並行して行っておくとよいのが、ポスター、チラシを作って配布することです。自分一人で探すのは限界があります。迷い猫を探している旨のポスターやチラシを作って自宅周辺の住民に聴きこみをしたり近隣の動物病院など動物に関心のある人が集まる場所を中心に置かせてもらうと、目撃情報が寄せられやすいと思います。写真はできるだけ全身が大きく写っているものを使いましょう。わかりやすい特徴も書いておくと良いです。

猫が自分で帰ってくるように促す

猫と餌

場合によっては猫が自分で帰ってくる可能性もあります。万が一帰ってきたときに家に入れなかったらまたどこかへ行ってしまいますので、防犯に支障のない範囲で窓や玄関を開けておいた方が良いです。家の周りに猫トイレの砂など自分のにおいのついたものを置いておくと、ここが自分の家だと認識しやすいでしょう。

警察、保健所、動物愛護センターに連絡する

交番

迷子になっている猫を見かけて保護してくれる親切な人もいます。ペットは法律上は物扱いになりますので、拾得物として警察に届けられている可能性もあります。保健所や動物愛護センターは迷子のペットや飼い主がわからないペットを収容したりしていますので、万が一収容されていないか確認しましょう。その時情報がなくても、こまめに問い合わせをし続けてください。

インターネットを使う

パソコン

TwitterやFacebookなどSNSアカウントを持っている方は迷子猫の情報を拡散させるのも有効です。可能であれば知人などにも拡散を依頼しておくと良いかもしれません。また、迷子猫を見かねて保護したものの、自宅がペット禁止で飼えないという話はよくあることです。結果飼いきれなくて里親募集に出されているということもありますので、里親サイトもチェックしておくのが良いでしょう。

脱走防止対策を万全に取ることをおすすめします。

芝生の上の猫

脱走してしまっても、必ずどこかに猫はいるはずです。諦めてしまわないでください。特に完全室内飼いの猫が外の世界で生きていける可能性は非常に低いです。できるだけ早く見つけてあげなくては命に関わります。その猫の性格、行動のクセなどを一番把握しているのは飼い主さんです。どうか早く見つけてあげてください。そして見つけることができたら、今後二度と脱走という悲劇が起こらないように家の中の脱走防止対策を万全に取ることをおすすめします。そして猫自身に迷子札の装着、できればマイクロチップの装着も検討してみましょう。保護された場合に飼い主さんの元に戻ってくることができるようになります。

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