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布団に包まる猫

冬に猫が快適に過ごせる適温は?冬の猫部屋づくりの6つのポイント

今年もまもなく冬がやってきますね。人間でもそうですが、猫も寒い場所で寒さを我慢するのはとてもストレスになります。猫が快適に過ごせる適温は何度なのでしょうか。完全室内飼いの猫が増えた今、そういった猫にとっては家の中の世界がすべてです。できるだけ快適に過ごせるようにしてあげたいですよね。冬に猫が快適に過ごせる部屋はどんな部屋なのか、まとめさせて頂きました。

猫自身の寒さ対策

布団に包まる猫

猫は鼻で温度を認識します。猫の鼻がいつも湿っていてひんやり冷たい感じがするのは温度を感じるためです。鼻で温度を感じ取って、猫は自分できる寒さ対策をしてより快適に過ごそうとします。ですがそれだけでは対処できなくなったときに体調を崩す原因となりますので、部屋の寒さ対策は非常に重要です。

1)冬毛に生え変わって防寒する

猫の毛皮が夏と冬で生え変わることはよく知られていますね。冬をより暖かく過ごせるように、秋ごろには夏毛から冬毛に生え変わって冬を迎える準備をします。冬毛に変わった猫は、アンダーコートと呼ばれるフワフワの綿毛のような下毛がたくさん生えていて、もこもこでとても愛くるしいかんじになります。まるで暖かい服を着こむような感じですね。ですので、一般的にはもともと毛が長い長毛種の猫の方が寒さに強いと言われています。

2)暖かい場所を探して防寒する

猫はその鼻を使って暖かい場所を見つけるのが得意です。部屋の中でもより暖かい場所を探し出してそこで過ごそうとするでしょう。ですが、そもそも暖かい場所がない、あるいはそこにたどり着けないと意味がないので、猫が自分で動けるところに快適な場所を作ってあげることが大事です。

3)丸くなって防寒する

夏場は冷たい床でだらーんとだらしなく伸びていた猫も、冬になると体もしっぽも丸めて小さくなっているところをよく見かけると思います。これは体の表面積をできるだけ小さくして体温を逃さないようにする姿勢を取っているのですね。逆に言うと、猫がこの姿勢を取っているときは猫が寒さを感じているということなので、室温の調整など考えた方が良いと思います。

4)猫団子を作る

猫は基本的に群れない動物ですが、寒さを感じるときだけは猫同士集まって暖をとることがあります。俗に「猫団子」などと言いますね。お互いの体温で温め合うという方法です。多頭飼いのお宅では毎年の猫団子の風景を楽しみにしていらっしゃるところもあるのではないでしょうか。

子猫の適温

子猫寝てる

子猫は体力がなく、寒さに弱いです。まだ生まれて間もない子猫だと自分で暖かい場所に移動することもできないこともありますので、適温で過ごしやすい環境を作ってあげないと弱って死んでしまうことがあります。生後1週間くらいまでは室温30度程度、生後2週間目からは18~22度程度が目安になるでしょう。

成猫の適温

白猫

成猫は体力もあり、自分で寒さ対策も取れる状態ですが、それでも適温でなければ過ごしにくくストレスがたまったり、限度を超えると弱ってしまうことに違いはありません。だいたい室温が18度から22度になるように設定してあげると良いでしょう。

高齢猫の適温

茶色い猫

高齢猫は成猫と比べると体力的に弱っていて寒さに耐えにくくなっている場合があります。室温はだいたい28度くらいが良いでしょう。高齢になり環境の変化に耐えにくくなっていますので、年間を通して室温にもあまり変化をつけない方が良いと思われます。また、体が動きづらくなっていて自分で適温の場所を見つけて移動するのも難しい場合がありますので、普段よく過ごす場所を重点的に快適にしてあげることが大事です。

エアコンを使う場合の部屋づくり

茶色い猫

部屋を適温にしようとした場合にまず思いつくのがエアコンの使用だと思います。エアコンを使う場合には、上記にあるような温度設定にします。しかし暖かい空気は上に上がるという性質がありますので、部屋の上の方は設定温度に保たれても実は床付近は設定温度になっていないということも起こりうることです。もし普段猫が使っている寝床が床近くにあるのなら少し高さを出してあげるか、別に高さのあるところに猫ベッドを用意するなどしてあげたほうが良いかもしれません。

そしてエアコンには部屋全体が温まるというメリットがありますが、逆にそれがデメリットになることもあります。もしその部屋全体が猫にとって暑すぎると感じた場合、逃げ場がないと猫が体調を崩すこともありますので、部屋のドアは開けておくか猫ドアを設置するなどして、いつでも他の部屋に避難できるようにしておくのが良いでしょう。

エアコンを使わない場合の部屋づくり

エアコン

夏場ですと、昨今のこの猛暑ではエアコンなしでは命にかかわりますので必ず使っていただきたいところですが、実は冬に猫が快適に過ごせる部屋を作るときにエアコンは必須ではありません。先に書いた通り、猫は自分が適温と思う場所を自分で見つけて移動します。エアコンを使わなくても、そういう場所をいくつか作ってあげるという方法もあります。

1)電気ストーブ、ファンヒーター等の使用

部屋全体も暖まりますが、特に機器の前が重点的に暖まる暖房器具ですね。猫は喜ぶと思いますが、喜びのあまり近づきすぎて毛やひげを焦がしてしまう猫もいるようです。近づきすぎないように柵などを作った方が良いでしょう。

2)ホットカーペットの使用

床からぬくぬくと暖かさを感じられるホットカーペットは、猫にも人間にも人気の暖房器具です。ただ、高齢の猫などあまり身動きができない猫ベッドの下などに使用すると低温やけどをしてしまうこともありますので、猫ベッドの下に直接敷くのはやめた方が良いでしょう。

3)暖かい毛布や布団、湯たんぽの使用

元気で動ける猫であれば、部屋に毛布や布団を用意しておけば、寒さを感じれば自分で潜って暖をとることができるのでおすすめです。湯たんぽは猫ベッドの中などに置いておくと、猫は自分で適度な距離を保ちながら暖をとることができます。

4)猫ベッドは窓際や壁際には置かない

部屋の中でも窓際や壁際は外気の影響を受けて冷えやすい場所です。せっかく部屋を適温にしたり寒さ対策をしても効果が半減することもありますので、猫ベッドの置き場所にも注意しましょう。

まとめ

エアコンの上の猫

冬の部屋の寒さ対策については、住まいのある地域や環境によっても変わってくるので一概には言えませんが、猫が寒がっていないか暑がっていないかを注意深く見て調整していくことが大事かと思います。冬に猫が寒さを感じずに過ごせる部屋はすなわち、人間にとっても快適な部屋であると思います。猫の暮らしを優先に考えてあげつつ、人間も幸せに共同生活ができると良いですね。

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