猫が餌を食べる

猫の食事!ドライフードとウェットフードの違いと使い分け方!

猫を飼うといろいろな準備が必要ですが、なにはともあれきちんと食事をあげるのは最重要課題です。室内飼いの猫の場合、食事は最大の楽しみのひとつでもありますから、できるだけおいしいものを、かつ体に良いものを食べてもらって健康で長生きしてもらえるようにお世話するのは飼い主の責任でもあります。猫の食事にはおおまかに分けてドライフードとウェットフードがあります。どちらにも長所短所がありますが、どのように使い分けをしたらいいのか。そしていつ、どれくらいの量が必要なのか、どの種類をあげるべきかをまとめます。

ドライフードとは

猫が餌食べる

ドライフードとは原材料を粉末状にして配合し、ビタミンやミネラルなどの栄養成分を加えて、圧力をかけて加熱したものです。猫が食べるときにカリカリと音を立てるからでしょうか、ドライフードはカリカリとも呼ばれます。ドライと言いながらも実際は水分を10%程度含んでいます。水分が含まれていると酸化しやすいので、開封したら密閉容器で保存するようにしましょう。

ドライフードの長所

・少量で必要な栄養分、カロリーが取れる
・開封後の保存期間が比較的長い
 ・ウェットフードに比べるとコストが安い

飼い主側からすると、コストが安くつくというのはやはり魅力的ではあります。ものによりますが、我が家でメインで使っているドライフードですと、一食当たり65円ほどです。我が家ではウェットフードを単体であげることはほとんどしませんが、仮にそうしたとすると、一食当たり180円ほどになります。小食の猫や、高齢になって食が細くなった猫にとっては、たくさん食べなくても栄養が取れるのはありがたいことですね。さらに、ウェットフードより水分が少ない分、開封後に日持ちがします。一日中外出するときは一日分のごはんを用意して出かけることもあると思います。そういう時、ウェットフードだと鮮度が悪くなってしまうのでおすすめしませんが、ドライフードでしたら多少の時間なら問題なく置いておけると思います。

ドライフードの短所

・しっかり水を飲ませないと水分不足になりやすい
・種類によっては炭水化物の含有量が多い
 ・酸化しやすい

ドライフードだけですとどうしても水分不足になりやすいです。しっかり水を飲んでもらえれば良いのですが、なかなか飲みたがらない猫も多いようです。水分不足は腎臓に負担をかけます。猫は体が腎臓に負担をかけやすいしくみになっていますので、できるだけ腎臓の負担になるようなことはしない方が良いのです。もし飼い猫が水分をあまりとっていないようなら、ドライフードだけではなくウェットフードも与えるようにしてみましょう。

ウェットフードは水分を多く含んでいますので、食事をしながら水分補給ができます。猫は肉食動物ですので、たんぱく質をたくさん必要としますが、ドライフードの中には肉より穀物をメインで使っているものも多く見受けられます。腎臓を悪くしている猫などには高たんぱく質のフードは良くないですので絶対というわけではありませんが、基本的には猫はたんぱく質を中心に食べる生き物です。栄養成分表示はそのフードに一番多く使われている成分から順に書かれていますので、一番最初に肉または魚が書かれているものが良いでしょう。

ウェットフードとは

猫が餌食べる

ウェットフードの成分は80~90%が水分です。高たんぱく質、高脂肪、低炭水化物で、フレーク状、ゼリー状、スープ状など形状も豊富で嗜好性に富んでいるという特徴があります。ですので一度ウェットフードを経験してしまうともうドライフードに口をつけなくなるという猫もいます(うちの猫がそうです。)そうなってしまうと猫本人にも飼い主にも不都合がありますので、まんべんなくいろいろなものを食べてもらいたいのですが、これがなかなか難しいところではあります。ドライフード、ウェットフード取り交ぜて常時2~3種類のフードをローテーションさせるようにして飽きさせない工夫を心掛けてください。

ウェットフードの長所

・水分含有量が多い
・嗜好性が高い
・長期保存が可能
 ・1食分ずつ開封できる

ウェットフードは水分が多く含まれているので、ごはんを食べてもらうだけで水分補給も同時に出来ます。水をあまり飲みたがらない猫にはウェットフードはかなりおすすめです。そして嗜好性が高く、食欲がないときでも比較的食いつきが良いでしょう。ウェットフードはパウチもしくはカンヅメの形状で保存されますので、年単位で持ちます。避難用袋などに長期保存目的で入れておくのも良いでしょう。そしてだいたい1回分の食事量が1袋になるような量で作られていますので、計量の手間が省けますね。

ウェットフードの短所

・開封後の保存期間が短い
・コストが高い
 ・必要カロリーをウェットフードだけで補うには量が必要

開封後はあまり長時間置いたままにするのは避けましょう。特に夏場はすぐに傷んでしまい、猫が体調を崩す原因にもなりかねません。一回で食べきれる量を器に出すようにして、食べ残しは置いておかずに処分しましょう。先に書いたとおり、ウェットフードはコストが高めです。ねこの健康維持のために致し方ない場合もありますが、健康で選択肢があるうちはドライフードも兼用できる方が何かと都合が良いですので、ねことの知恵比べになりますが、まんべんなく上手く食べてもらえるように頑張りましょう。飼い主の腕の見せどころです。

ドライフードとウェットフード使い分け方

猫が餌を食べる

我が家ではその時の猫の様子を見てドライフードのみかウェットフードを混ぜるか決めています。基本的にはよく水も飲んでくれる猫なので、コストが安く栄養価が高いドライフード中心でと考えています。ただドライフードだと食いつきがいまいちな場合があります。なので、とてもお腹が空いている様子の時はドライフードにしています。もうちょっとあれば食べたいな・・・くらいのテンションの時はドライフードにウェットフードを混ぜて置いておきます。

これはある程度猫と付き合いが長くならないと見分けがつかないかもしれませんが、こういう風な使い方もありかと思います。この方法だとちょっと長時間外出の時はドライフードを大目に出しておけば、それはそれで食べてくれますし、臨機応変な対応ができるので便利です。食事の時間も特に決めていませんが、要求があるのがだいたい午前中と夕方なので、その時間になることが多いです。

猫の自由にさせてあげるのが良い

猫寝てる

このあたりの決め方は家庭によって様々かと思います。子猫から育てている家庭だと、飼い主さんの考えに合わせて食事教育もできたと思いますが、成猫でもらわれてきた猫でしたらもう身に付いてしまっている習慣があると思います。それを無理やり変えるのはかわいそうという考え方もあります。家庭の事情の許す範囲内で猫の自由にさせてあげるのが良いのではないかと思います。

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