猫と遊ぶ

猫との上手な遊び方5つ!遊ぶためのコツとおすすめグッズ

子猫は、遊びを通して狩の仕方を覚えたり、身体の発達が促されたりします。しかし野生の猫と違い、飼い猫の生活はとても退屈なため、大人になっても遊びを通してありあまったエネルギーを発散させる必要があります。今回は、猫の遊びについて考えてみましょう。

退屈な生活は猫だって嫌なもの

猫寝てる

もしあなたが、日がな一日何もすることがなく、どこにも出かけられず、家でひたすらじっとしていろと言われたら、どうでしょう。1年に1日だけの、たまの休日だったなら、「嬉しくてひたすら寝ます!」という方もいるかもしれませんが、それが長く続くとつらいですよね。飼い猫は、それを毎日繰り返さなくてはならないのです。こんな状態が続いたら、猫じゃなくてもいたずらの一つや二つ、やらかしたくなろうというものです。子猫にとっての遊びは狩の練習とか身体発達のトレーニングと言われていて、なくてはならない大切な学習です。でも、飼い猫にとっての遊びは、ありあまったエネルギーの発散やストレスの発散としても必要で、子供時代だけではなく、大人になってからも必要なものなのです。逆に言うと、飼い猫を適度に遊ばせてあげることは、猫の問題行動の予防としてとても有効な方法だとも言えるのです。

遊び過ぎには注意が必要

猫と戯れる

ありあまったエネルギーと言っても、元々猫はあまり持久力のある動物ではありません。猫がよく寝ているのは飼い猫に限ったことではなく、野生の猫もよく寝るのです。これは、狩で十分なエネルギーを使えるように、普段は寝ていることで無駄なエネルギーを使わないようにしているからです。したがって、飼い主さんが猫を遊んであげるのも、そんなに長い時間が必要だという訳ではありません。1日に10〜20分程度を目安に毎日遊んであげるのが理想的でしょう。ダイエット目的の場合は別ですが、あまり時間に縛られず、猫の様子を見て、疲れて休み出したとか、鼻でフウフウ息をしだしたというようなサインを見て、適度なところで遊びを切り上げてあげましょう。

猫の遊びの基本は狩猟本能を刺激すること

猫と遊ぶ

野生の猫は、狩をしなければ生きていけません。したがって、ねずみや鳥、へび、昆虫のような動くものを見ると、本能的に捕まえたくてウズウズするのです。この狩猟本能を刺激してあげることで、上手に猫を遊ばせてあげることができます。猫じゃらしや釣竿タイプのおもちゃでねずみや鳥、へび、昆虫の動きを再現し、すぐには捕まらないようにして猫を焦らしながら十分に運動させ、最終的には捕まってあげてください。なお、猫と一緒に遊ぶ時は、必ずおもちゃを利用してください。人間の手を遊びの対象にしてしまうと、猫は人間の手を攻撃の対象にしてしまい、手に噛み付いたり引っ掻いたりするなどの問題行動をする猫になってしまいます。

ねずみ

床を這うように素早く上下左右に動かします。時々立ち止まったり、急に素早く動きだしたりと、ねずみの動きをうまく演出してあげましょう。また、クッションや紙袋等を利用して、隠れたり出てきたりという動きも良いでしょう。

木の枝に止まっていた鳥が急に飛び立つときの様子や、空中で鳥が旋回している様子をおもちゃで再現します。最初は低い位置でおもちゃを動かし、徐々に動きを激しくしていき、思い切り上下に激しく動かすと、猫はつられてジャンプをします。

へび

へびの動きを真似て、おもちゃで床の上を這うようににょろにょろと蛇行させます。

昆虫

床の上をジャンプしながら移動させたり、ねずみや鳥の動きを小さくした感じにしたりして、昆虫の動きを再現します。

それぞれの動きを組み合わせる

いずれの動きも単独のものをずっと続けていると猫も飽きてしまいますので、ねずみの動きから鳥の動きへ、そこからへびや昆虫の動きへ、そしてまた鳥の動きへといったように、うまく組み合わせて再現した上で、最後に捕まってあげるのが良いでしょう。

遊ぶ時の環境

猫が見つめる

猫と一緒に遊ぶ時の環境についても配慮してあげましょう。

少し薄暗い方がよい

我が家の猫達は、夕方の4時頃と明け方の4時頃になると、よく運動会をして走り回っていたようです。調べてみると、野生の猫が狩をするのは、夕方や明け方の薄暗い時間帯なのだそうです。飼い主さんには飼い主さんの生活がありますので、夕方や明け方にリアルタイムで遊ぶことはできませんが、猫と一緒に遊ぶ時には、部屋を少し薄暗くすると猫をその気にさせやすいようです。例えば、遊ぶ時には蛍光灯の灯りではなく電球の灯りにするなど、工夫してあげてください。薄暗いところでカサっと音を立てるとか、キラリとした光をみつけると、猫は興奮するようなので、うまくこの習性を利用して真剣に遊んであげてください。

危険なものは片付ける

広い外で遊べる訳ではありません。室内には家具の他にも色々な物が置いてある場合もあるでしょう。猫と一緒に遊ぶ時には、邪魔になる物、ぶつかると危険そうな物はどかすとかクッション等の緩衝材を置くなどしてから遊んであげるようにしましょう。猫は真剣に遊びますので、夢中になると自分の身を守れなくなることもありますので、そこは飼い主さんの責任で気をつけてあげてください。

急激な方向転換をさせない

猫を真剣にあそばせるためには、おもちゃを本物のねずみや鳥、へび、昆虫のように動かすことがポイントです。動きが本物に近ければ近いほど、猫は必死に捕まえようと夢中になります。ただし、おもちゃを急激に反対方向に動かすと、足腰に大きな負荷を掛け、脱臼や骨折などの怪我に繋がる可能性もありますので、注意してあげてください。

おもちゃで遊んでいるときは目を離さない

猫の遊びは模擬的な狩ですから、おもちゃを飲み込んでしまうかもしれません。しかし、おもちゃは消化できませんし、内臓に傷をつけてしまうかもしれません。猫がおもちゃで遊んでいるときは、目を離さないようにしましょう。誤飲させないことが大切ですが、万が一誤飲してしまった場合は、すぐに吐き出させるようにしてください。飼い主さんがうまく吐き出させられない場合は、すぐに動物病院に連れて行き、獣医師に何を飲み込んだのかをきちんと説明し、正しく処置してもらいましょう。しかし、まずは誤飲させないことが重要です。

一緒に遊んでストレスを発散させ、絆を深めよう!

猫と人間

猫と一緒に遊ぶ時、飼い主さんは猫に無理をさせずに安全を確保しなければなりません。そのため、「遊ばせる」という表現を使って説明をしてきました。しかし、猫と一緒に遊ぶ時、気持ちは「遊ばせる」ではなく、一緒に「遊ぶ」という気持ちで真剣に遊んでください。こちらの気持ちは必ず猫に伝わってしまいます。こちらが真剣に遊ばなければ、猫も真剣に遊んではくれません。上手に楽しく猫と遊ぶことで、猫のストレスを発散させ、同時に飼い主さんと猫との絆を深めることで、長く楽しく幸せに猫と暮らしましょう。

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