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猫と一緒に過ごせる宿。猫と一緒に旅行をする場合の準備と注意点!

ペットと一緒に泊まれる宿がで始めた時は、犬が主流でした。しかし、今や猫と一緒に泊まれる宿も増え、また全国に「看板猫」を謳っている宿も増えています。お気に入りの猫と一緒に一晩を過ごせるサービスまで出てきました。猫好きな方向けに、こんな宿はいかがでしょうか。

猫がキーワードの旅館・ホテルが増えてきている

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筆者がまだ小学生だった40数年前は、愛猫と一緒に宿泊できる宿は、ほとんどなかったと思います。ペンションのような所に宿泊すると、そのペンションで飼われている犬と一緒に遊べて楽しかったという記憶はありますが、猫が飼われていて、宿泊客と一緒に遊べるような宿も、ほとんどなかったと思います。その後、「ペットと一緒に泊まれる宿」というアピールポイントを目にする事が増えましたが、しばらくは犬が主流だったと思います。家庭で一緒に暮らしている伴侶動物の比率として、猫が犬を追い抜いた現在、「猫」をキーワードとしている旅館やホテルが増えてきているようです。飼い主をリーダーとし、リーダーの指示に従うことに安心を覚える犬と異なり、猫と一緒に旅行をするのは、まだまだ難しい面もありますが、今回は猫と一緒に旅行をすることについて考えてみたいと思います。

飼い猫と一緒に泊まれる宿

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最初は、飼い猫と一緒に泊まれる宿です。まだまだ犬と比べると数は少ないようですが、探せば日本全国にありますので、飼い猫と一緒に旅行したい、または一緒に出かけなければならないという方は、探してみてください。

「るるぶトラベル」の国内旅行予約サイトで、「ペットと泊まれるおすすめ宿」を検索できます。<https://rurubu.travel/theme/pet/>
そこで、ペットの種類に「ねこ」を指定して検索してみたところ、2019年8月現在、66件の宿がヒットしました。

地域別の件数は下記の通りで、地域により差はありますが、猫と一緒に宿泊できる宿は全国にあることが分かります。
北海道:4件、東北:7件、北関東:9件、首都圏:6件、甲信越:14件、東海:10件、北陸:2件、近畿:4件、中国:1件、四国:5件、九州:3件、沖縄:1件

温泉宿も結構多く、有料ですがペット専用のお風呂がある宿もあります。ペットと一緒に宿泊する場合は、コテージなどの専用の部屋でなければならない場合や、ペットの宿泊場所は「館内の小部屋」となっている宿や、ペットは布団に入れないことという条件がついている宿もあります。また、一緒に宿泊できるペットの頭数にも制限がある宿等、サービス内容にも色々な宿があります。また、ヒルトン東京お台場には「ワンニャイトステイ」という宿泊プランがあります。ペットコンシェルジェが近隣の散歩コースやペット用品店、グルーミングサービスなどを紹介してくれます。また、ペットの朝食(ルームサービス)を、オプションでシェフ考案の特別メニューにすることもできるようです。いずれにしろ、事前にサービスや施設の内容をよく確認しないと、期待していた旅とはかけ離れてしまう可能性もありますので、しっかりと下調べをするようにしましょう。また、旅館、ホテルだけではなく、ウィークリーマンションやマンスリーマンションでも、ペット可(猫可)のところがあります。旅行ではなく、仕事で長期出張という場合も、愛猫と一緒に現地で生活することができそうです。

ペット可ウィークリーマンション専門サイト
< https://www.stay-with-pet.com/B_kogata.html>

自慢の看板猫と触れ合える宿

愛猫と一緒に宿泊するのではなく、宿の看板猫とのふれあいを楽しめるところも増えています。「じゃらん」< https://www.jalan.net/>でキーワードに「看板猫」を指定して検索したところ、25件の宿がヒットしました。看板猫が1匹で頑張っている宿もありますが、複数匹の看板猫が出迎えてくれる宿もあります。また、湯河原の「まいきゃっと」のように、旅館に併設された猫カフェで時間を過ごし、気に入った猫を宿泊する部屋に連れて行き、夕方6時から翌朝9時まで一緒に過ごすことができるというサービスのある旅館まで出てきました。猫と一緒に暮らしたいのだけれどもそれが実現できず、普段は猫カフェで楽しんでいるという方は、こういう旅館で猫と一緒に一晩過ごすという体験も、旅の大きな目的になるのではないでしょうか。「楽天トラベル」では、毎年全国の宿泊施設からエントリーされた自慢の看板猫に対するWEB投票を実施し、「全国の宿 自慢の看板猫ランキング」を発表しています。2019年度版の結果は、下記URLで発表されていますので、参考にしてみてください。
< https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/cat/>

飼い猫と一緒に旅行をする場合の準備と注意点

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ところで、最初に愛猫と一緒に泊まれる宿が全国にあることをお知らせしました。そこで、飼い猫と一緒に旅行をする場合にどのような準備が必要で、どのような点に注意すべきなのかについて、ご紹介します。まず、必要な物です。中には、宿泊先で貸し出してくれる場合もありますが、猫にとっては「いつもの物」が安心できます。

・キャリーバッグおよびハーネス、迷子札
普段はハーネスや迷子札を使用していない場合も、旅行先では必須です。事前によく練習して、愛猫にも慣れさせておきましょう。また、マイクロチップの装着をしている場合でも、旅行時には迷子札を併用した方が、万が一の時に良いでしょう。
・食べ慣れたフード、いつも使っている食器
・水、いつも使っている水入れ、シリンジ
どのような状況になるかわかりませんので、国内旅行でも念のために水を用意しておいた方が良いでしょう。水は、硬水ではなく軟水を準備しましょう。いざという時のために、シリンジも用意しておくと安心です。
・ポータブル用のトイレ、いつも使用している猫砂、ペットシーツ
旅行先用の猫砂と一緒に、出発直前まで使用していたトイレの中の砂を少量持っていき、旅先で混ぜてあげましょう。いつもとは違うトイレでも、においで「自分のトイレだ」と思ってもらえます。
・いつも使用しているブランケット、タオルなどの匂いがついているもの
これも、においで「ここは自分の寝床だ」と思ってもらえるために必ず持参してください。
・いつも使用しているおもちゃ
・小さなビニール袋、粘着テープ
旅先で、周囲の方に迷惑をかけないよう、糞を取り除くための小さなビニール袋と抜け毛を掃除するための粘着テープ(コロコロなど)も持参しましょう。
・常備薬
もし、普段飲ませている薬がある場合は、忘れずに持っていきましょう。念のため、少し多めに持って行くと安心です。

次に、注意すべき点です。

・電車やバス、タクシーの中および外では絶対にキャリーバッグから出さない
どんなに飼い主さんに慣れていて、抱っこが好きな猫だったとしても、公共の乗り物の中や外では、絶対に外に出さないようにしましょう。不意に驚いた場合、猫は臆病なのですぐに逃げてしまいます。また、外で遊ぶ時には、必ずハーネスをつけましょう。
・車の中に置いたまま放置しない
熱中症のリスクが高いです。必ず人と一緒に行動するようにしてあげましょう。
・乗り物酔いをしやすい場合は事前に酔い止めの薬を処方してもらう
・猫優先で考える
人にとっては楽しい旅行でも、臆病な猫にとっては大きなストレスになることもあります。一緒に旅行をするときは、必ず猫優先で考え、行動しましょう。
・旅行前に、ワクチンや寄生虫駆除をしておく

猫に負担をかけないように配慮しながら快適な旅を!

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猫は縄張りを守って生活をする動物です。飼い主さんの旅行が2〜3日なのであれば、自宅で留守番をしてもらう方が、猫にとっては好ましいです。しかし、留守になる期間がもっと長く、その間に愛猫の世話をしてくれる人がいないような場合は、愛猫と一緒に宿泊できる宿を探し、しっかりと準備をした上で一緒に出かけるという選択肢もできるような時代になってきました。そのためには、トイレなどの準備だけではなく、愛猫が社会に対してしっかり馴化するように育てておくなどの普段からの準備も必要です。せっかくの旅行が愛猫の行方不明で終わってしまうなどというようなことのないように、あくまでも猫優先で旅行を楽しんでください。また、猫と一緒に暮らすことができず、かつ猫カフェだけでは物足りないという方には、観光だけではなく、猫と一緒に一晩を過ごすことを目的に旅行するという考え方もできそうです。いずれにしろ、猫に対する配慮を忘れずに、お互いに安心して快適に過ごせるようにしてください。

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