猫 横になる

猫に元気がない!19の理由

猫に元気がないと感じたことはありませんか。私は現在4頭の猫と暮らしていますが、その中のスコティッシュフォールドが前々から運動量が少ないな、と感じていました。正確に言うと、仔猫の頃からあまりはしゃいだり走ったりする猫ではなかったので、生まれつきの性格なのかとそこまで深く考えていませんでしたが、ここ半年で痩せてきたので、動物病院で検査をしたところ「心筋症」でした。生まれながらの性格というよりは、運動ができる身体ではなかったのです。体のだるさで気力もあまりなかったのだと思い、体重が減少するまで動物病院に連れて行かなかった自分の判断能力のなさに失望したものです。先天性の遺伝子疾患であり、日常で変化を感じにくかったことも理由として挙げられますが、猫に元気がないような仕草を見せたら動物病院で早めに検査をすることをお勧めします。

猫は野生の本能で外敵に弱みを見せないよう、辛さや痛みを表面に出しにくい生き物です。そのため、飼い主が「元気がない」と感じた時は、重度の病気にかかっている可能性もあります。猫は言葉を発しない生き物ですので、なかなか「元気がない」という状態自体に気がつきにくいと言えます。元気がない時は、平行して食事量が減ったり、活動力の低下によりあまり動かなくなったり、人目から隠れて過ごすことが多くなります。猫が「元気がない」という状態については、数えきれない程多くの病気の可能性が考えられ、必ずこの病気だという判断材料にはなりません。このような症状を「非特異的症状」と言い、猫が元気を喪失する要因になりうる病気は判断が難しいことが多くあります。そんな時に「同時に猫に見られる症状」をしっかり観察する必要があります。元気がないこと以外に便に異常が見られたり、尿に異常が見られたり、体重が変動したりします。このような元気がないことに加えて、同時に起こっている症状を飼い主が見つけることは、猫の状態を獣医師に伝える上で非常に大切です。獣医師は、飼い主の説明する猫の症状によって検査する内容を決めたりする場合もあります。数多くの病気の中から、猫がどの病気であるのかを解明するために、症状を細かく把握しておきましょう。ここでは、元気がない猫の症状別によくみられる病気についてご紹介致します。

猫に元気がない理由

猫 横になる

1、食欲不振の場合

元気がなく食欲不振の場合は、「感染症」、「腎不全」、「胃腸炎」やストレスなどが原因の可能性が考えられます。

2、吐く場合

元気がなく吐く場合は、「消化器系の病気」、「泌尿器系の病気」、「感染症」、「中毒」、「誤飲誤植」の可能性が考えられます。

3、大量の水を飲む場合

元気がなく大量の水を飲む場合は、「糖尿病」、「胃腸炎」、「感染症」、「腎不全」、「子宮蓄膿症」などの可能性が考えられます。

4、痩せる場合

元気がなく痩せる場合は、「感染症」、「糖尿病」、「甲状腺機能亢進症」、「がん」、「腎不全」などの可能性が考えられます。

5、下痢の場合

元気がなく下痢の場合は、「胃腸炎」、「消化不良」、「膵炎」、「感染症」などの可能性が考えられます。

6、便に血、粘膜が混ざっている場合

元気がなく便に血、粘膜が混ざっている場合は、「感染症」、「中毒」、「肛門のうえん」、「胃腸炎」、「腫瘍」などの可能性が考えられます。

7、便が出ない場合

元気がなく便が出ない場合は、「便秘症」、「毛球症」、「巨大結腸賞」などの可能性が考えられます。

8、尿が出ない場合

元気がなく尿が出ない場合は、「猫下部尿路疾患」、「腎機能障害」などの可能性が考えられます。

9、尿が赤い

元気がなく尿が赤い場合は、「腎疾患」、「中毒」、「腫瘍」、「猫下部尿路疾患」などの可能性が考えられます。

10、咳やくしゃみをする

元気がなく咳やくしゃみをする場合は、「感染症」、「喘息」、「肺炎」、「気管支炎」、「風邪」などの可能性が考えられます。

11、元気がなく鼻水が出ている場合

元気がなく鼻水が出ている場合は、「感染症」、「副鼻腔炎」、「風邪」などの可能性が考えられます。

12、歯が抜けたり歯茎の出血などの口の異常がある場合

元気がなく歯が抜けたり歯茎の出血などの口の異常がある場合は、「殺鼠剤中毒」、「口内炎」、「歯周病」、「感染症」、「歯肉炎」などの可能性が考えられます。

13、よだれや口臭など口の異常がある場合

元気がなくよだれや口臭など口の異常がある場合は、「口内炎」、「感染症」、「中毒」、「歯肉炎」などの可能性が考えられます。

14、目やにや白目の充血、涙目など目の異常がある場合

元気がなく目やにや白目の充血、涙目など目の異常がある場合は、「結膜炎」、「眼瞼炎」、「眼瞼内反症」、「角膜炎」、「アレルギー」、「流涙症」、「感染症」などの可能性が考えられます。

15、毛ヅヤが悪くなった場合

元気がなく毛ヅヤが悪くなった場合は、「胃腸炎」、「寄生虫症」、「皮膚炎」などの可能性が考えられます。

16、お尻をこすりつけたり舐めたりする場合

元気がなくお尻をこすりつけたり舐めたりする場合は、「肛門のうえん」、「寄生虫症」、「便秘」、「下痢」などの可能性が考えられます。

17、うずくまることが多い場合

元気がなくうずくまることが多い場合は、「胃腸炎」、「猫下部尿路疾患」、「感染症」などの可能性が考えられます。

18、息が荒い場合

元気がなく息が荒い場合は、「肺炎」、「気管支炎」、「横隔膜ヘルニア」、「膿胸」、「熱中症」などの可能性が考えられます。

19、腹部が膨張している場合

元気がなく腹部が膨張している場合は、「腎疾患」、「肝硬変」、「腹腔内腫瘍」、「腹膜炎」、「子宮蓄膿症」などの可能性が考えられます。

ご紹介させていただいた通り、猫に元気がないという非特異的症状には他にも異変が伴っている場合がほとんどです。猫の便、尿や歩き方、仕草や目の状態、口の状態など細かな点を含めて、日頃の猫の状態を観察することは、病気の「早期発見」にとって大変重要な手がかりとなります。気がついたときには手遅れだった、ということがないよう猫の異常に気がついたら早めに動物病院で検査をしましょう。

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