猫

猫を飼いたい人が知っておくべき5つの大事な事!

猫を飼いたいと多くの人が一度は考えたことがあるかと思います。猫は人間に最高の癒しを与えてくれ、犬に比べると比較的お世話する内容も少ないため、簡単に飼えると思われがちです。「猫=癒し」という概念が一般的に広まっていますが、実際に飼ってみると想像とは異なる場合がほとんどです。猫は人間の癒しのための道具ではなく、1つの命です。「猫=癒し」という概念が非常に恐ろしいと思う時が多々あるのですが、その猫が人間の期待通りでなかった場合に人間はどうするでしょう。悲しいことに「猫を捨てる人々」が後を絶ちません。

捨て猫が多いという現実は、猫に対して過大な期待をして飼い、結果的に生活に問題が生じて捨てる、のであると思います。まれにご自身の病気や予期せぬ不幸で猫を手放す方もいますが、そういった事情で猫を手放す人はごく少数です。猫を飼う前に、一人でも多くの人に「猫を飼うことは想像通りにはいかない」ことを知っておいていただきたいと思います。もちろん人間同様猫の性格も様々ですので、期待通りの猫もいるのかもしれませんが、そうでない可能性の方がはるかに高いと言えるでしょう。私は保護猫含めて、現在4匹の猫と暮らしていますが、やはり良いことばかりではありません。

むしろ、傍から見ると悪いことの方が多いのではないかと思われがちです。私の猫は家も汚しますし、いたずらも好きです。お金もかかるし、お世話も大変です。病気にもかかりますし、介護も必要です。それでも猫を飼いますか。それらのデメリットを、「デメリット」ではなく「愛おしさ」として捉えることができるのであれば、猫を飼うのには向いているのかもしれません。ここでは、猫を飼う上でのデメリットを中心に「猫を飼いたい人が知っておくべきこと」についてご紹介致します。

猫はいたずらをします。

猫

猫はいたずらが大好きです。私の家では私がパソコンに向かえば、パソコンのキーボードを何度も踏みに来て私を困らせたり、ご飯が少なくなるとフードボールを転がしたりひっくり返したりと嫌がらせもします。わざと机の上のものを床に落っことしたりもします。乾きたての私の髪を必死でグルーミングしてヨダレまみれにしますが、髪が長いので途中で嫌になるらしく頭に噛みついていたずらをします。飼い主の私からしたら、そんな「いたずら」が「愛おしさ」と言えますが、飼い主の性格によっては耐えられないことも多いのではないでしょうか。また、あまりに多忙であったりすると、小さないたずらが「愛おしさ」として捉えられなくなる場合もあります。

猫は家を汚します。

猫

もともと狩りで獲物を捕獲していた肉食動物ですから、何かを追ったり捕まえたりすることが猫は大の得意なのです。時に気持ちの悪い虫を捕まえて解体して放置してあったり、壁に飛びかかって壁を傷つけたりもします。トイレに入れば基本的に猫砂が床に散らばるし、便の砂かけによって便がトイレの外まで出てしまうこともあります。激しく走り、家具を破壊することもあります。人間に飼われることにより狩りの本能を完全に満たすことができなくなった猫であっても、野生の本能は体にしみついています。もちろん個体差もあり、長毛種、短毛種によっても運動量を含める遊び方は異なりますが、例え猫が家を汚したり傷つけたりしたとしても、猫の精神的健康と肉体的健康のためには家の中での十分な運動は必須といえます。

猫を飼う為にはお金がかかります。

お金

猫を1匹養うのには、1頭につき100万円前後かかると言われています。もちろん与えるフードや病気になるかならないか、介護が必要か、猫の生きる年数など様々な要因で金額は大きく異なりますが、やはり少なくとも100万円はかかると考えておいた方が良いでしょう。初めに猫を迎え入れる時はもちろんのこと、猫の高齢化に伴い、看護や介護をする機会も増えました。日用品に留まらずワクチン代や病気になった時の病院代にもかなりのお金がかかります。猫のトイレ、爪とぎ、おもちゃ、ベッド、キャリーバック、フードボール、給水器、仔猫の場合はケージなど、日用品だけでも数えきれないほどのものが必要となりますし、フードの品質などにも拘ればまた高額になります。

私の場合で考えると、4頭の中の1頭が心筋症、1頭は要介護状態ですので、病院代や介護用品などにも多額の費用がかかります。これはごく僅かな例ではありません。高齢化が進んだ現在では、猫を飼う上での病気のリスクや介護の必要性は想定内のことですので、猫を迎え入れる前には予め猫貯金をしておくに越したことはありません。ペット保険も充実した時代ですから、病院にかかる費用については保険も検討するのも良いですね。猫も命ですから、いつどういった状態になるか分かりません。最悪の事態も想定して金銭的に余裕をもって飼うことをおすすめします。

猫のお世話には時間がかかります。

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犬に比べて猫はその性格や生活スタイルからお世話が少ないと言えます。私の家でも犬のお世話に費やす時間に比べたら、猫に費やす時間の方が断然少ないと言えますが、それはあくまで犬と比較した場合です。お世話しなくて良いわけではありません。猫のトイレは衛生上1日2~3回は確認して必要であれば掃除もしますし、フードも酸化しないよう頻繁に取り替えます。長毛種の場合は毎日のブラッシングも欠かせませんし、1ヶ月に一度のシャンプーを行う必要もあります。現在介護中の老猫は、ご飯を食べさせたり、寝返りをうたせたり、体を拭いてあげたりと時間も労力も使います。他にも健康な猫はおもちゃで遊んであげるなど、猫とのコミュニケーションの時間もたくさん必要です。猫は犬に比べると自由気ままでマイペースなため、性格はドライなイメージがありますが、それにも個体差があり、猫によっては犬よりも甘えん坊の猫もいます。やはり、生き物と向き合うには時間に余裕があるに越したことはないでしょう。

猫中心の生活にする必要があります。

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私が現在の猫と初めに暮らした時期に困惑したことが、「旅行に行けない」ことでした。一泊程度であれば平気ですが、趣味であった海外旅行などは一切行くことがなくなりました。趣味の旅行と猫との時間、天秤にかけると私の場合では、断然愛猫との時間の方が大切で幸せです。人によっては「制限される生活」がストレスになる方もいます。今ではペットシッターを雇ったり、ペットホテルに泊まらせるなどの方法もありますが、猫は環境の変化に非常に弱い動物ですので、ペットホテルの場合はかなりのストレスがかかります。本当に苦手な猫にとっては、ペットホテルに預けることは命取りとなる危険性すらあります。飼い主、猫ともにストレスのかかるような生活になるのであれば、初めから猫は飼わない方が良いと言えます。

まとめ

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猫を飼いたい人が知っておくべきことをご紹介致しましたが、猫の性格にも個体差があるので一概に「こうである」と言うのは難しいでしょう。ご紹介させていただいた内容は、一般的な考え方として参考にしていただければと思います。猫を飼うデメリットをしっかりと把握しておくことは、不幸な猫を増やさないためにも有効ではありますが、飼い主ご自身のストレスを事前に防ぐのにも必要であると言えます。2017年の全国犬猫飼育実績調査結果では、猫の平均寿命が15.33歳であることが報告されています。約15年、またはそれ以上の時間、猫を自分の人生のパートナーとして迎え入れることが可能なのかをしっかりと考えて家族の一員として猫を迎え入れましょう。

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