
【猫の病院代徹底解説】2019年のおすすめペット保険!
猫を飼うにあたっては、生涯飼育はもちろんのこと、その「猫の人生」を最後まで見届けるのに多額のお金がかかります。月々の「食事代」、「猫砂」は必須でお金がかかり、その他にも「おもちゃ」、「オヤツ」、歳をとると「介護用品」など色々とお金はかかります。中でも猫にかかる「医療費」については、定期的に出ていくお金に比べてあまりにも突然で、しっかり「猫のための貯金」をしておかないと、いざというときに猫を病気から救ってあげられません。また、医療費の高額さに驚いた経験がある方も多くいるかと思います。私は何度行っても、病院の医療費の高額さには驚きますが、やはり獣医さんの膨大な知識や技術力をお借りするので、それなりには掛かるものです。1度病院へ行くと、たいしたことない処置であっても初診料など含めて治療費が¥5,000前後何だかんだですぐになくなります。
動物病院へ行くたびにハラハラして、何万円ものお金を慌てて降ろして行くことも多々あります。だいたいの金額が分かっていれば、心の準備もできますよね。今回は、猫の治療費の相場について調べてみました。また、高額な医療費支払い回避のために、おすすめのペット保険についてもご紹介致します。猫の病院代について考えた上で、猫のペット保険のランキングをご紹介致します。猫の病院代について考える上で、一番分かりやすい指標を出しているのが、日本獣医師会の「家庭飼育動物(犬・猫)の診察料金実施調査」です。日本獣医師会の調査結果をもとに、「猫」にかかる病院代の目安を簡単にまとめました。病院によりそれぞれ金額が異なり、同じ病気であったとしても病院によって処置する内容が変わり、また請求費も異なりますので、あくまで目安としてお考えください。
日本獣医師会の調査結果から見る猫の医療費について
診察料の平均金額 |
初診料:¥1,386 再診料:¥726 通常の往診料:¥2,232 平日の時間外診療料:¥2,324 休診日の時間外診療料:¥2,646 深夜の時間外診療料:¥4,513 |
入院費の平均金額 |
通常の入院費:¥2,619 ICU(集中治療室)の入院費:¥3,788 |
ワクチン接種料の平均金額 |
猫混合ワクチン料(Felv含まず):¥4,474 猫混合ワクチン料(Felv含む):¥6,514 (※Felv=「猫白血病ウイルス感染症」) 猫ワクチンFIV料:¥4,320 (※FIV=「猫免疫不全ウイルス感染症」) 猫ワクチンFelv料(単体ワクチン):¥4,063 |
一般的な処置料の平均金額 |
経口投与料:¥192 点眼料:¥143 点耳料:¥324 点鼻料:¥150 外用塗布料:¥302 包帯ガーゼ交換料:¥945 抜糸料:¥616 薬浴料:¥3,176 吸入料:¥1,861 洗浄料:¥1,334 爪切り代:¥725 耳の毛抜き代:¥717 |
不妊手術料の平均金額 |
去勢料:¥12,652 避妊料:¥19,833 |
眼に関する処置料の平均金額 |
洗眼料:¥829 結膜異物除去料:¥963 結膜下注射料:¥1,884 まつ毛の処置料:¥1,126 緑内障処置料:¥17,419 白内障処置料:¥10,000 耳血腫処置料:¥17,874 |
耳鼻に関する処置料の平均金額 |
外耳処置料:¥1,256 |
歯に関する処置料の平均金額 |
歯石除去料:¥8,849 抜歯料:¥3,491 根管治療料:¥3,920 (※根管=歯の根の治療) |
麻酔料の平均金額 |
局所麻酔料:¥2,085 硬膜外麻酔料:¥5,556 鎮静料:¥3,326 全身麻酔料:¥10,020 |
注射料の平均金額 |
皮下注射代:¥1,425 筋肉注射代:1,433 |
調剤料の平均金額 |
内用の調剤料:¥249 外用の調剤料:¥23 |
その他 |
診断書の文書代:¥1,983 処方箋代:¥158 静脈注射代:¥1,812 輸血料:¥10,283 傷の手当:¥1,868 安楽死処置:¥11,183 |
2019年のおすすめペット保険3選
猫を飼うにあたってご紹介させていただいた「病院代」を焦って溜めずに済む方法が「ペット保険」です。いざというときに猫の病気が発覚すると、飼い主の精神的ダメージはつきものです。そんな中で、経済的ダメージが加わると最悪の事態となります。そんな最悪な事態を招かないよう、できれば猫が若いうちから「ペット保険」に入っておくと安心です。人気のペット保険と、その特徴的なメリットをご紹介致します。個々の「ペット保険の特徴」をもとに、自分の猫に合ったペット保険を考えてみてはいかがですか。
とにかく安心のトータルサポート!「アイペット損害保険のうちの子」 |
特徴的なメリット:「通院・入院・手術」の費用を補償してくれる「とにかく安心」なペット保険です。補償料が50%か70%を選べます。 |
デメリット:70%で見積もっても、最低2990円/月かかります。 |
2. 請求額が多くなりがちな「手術」に特化!「アイペット損害保険のうちの子Light(ライト)」 |
特徴的なメリット:とにかく安くて、医療費が高額になりがちな「手術」に特化した商品です。ペット保険には珍しい「月々780円~」という安さで、補償割合は治療費の90%!また、多頭飼い割引制度もあるので、多頭飼いの方にもおすすめです。 |
デメリット:最低支払対象治療費が3万円以上の手術の場合のみ適用。 |
3. 会社としての信用度が何より高い「アニコム損保のどうぶつ健保ふぁみりぃ」 |
特徴的なメリット:無料の腸内フローラを測定する腸内フローラ測定サービスが無料で付いていて、結果次第で無料で動物病院の健康診断が受けられる「病気の早期発見」のためのサポートが充実。 |
デメリット:やはり安心したサービス内容のため、月々の保険料が高め。 |
まとめ
全国の動物病院の治療費の平均やペット保険についてご紹介致しましたが、治療費については、1つ1つの処置の金額などはたいしたことがなくても、実際に1つの病気にかかると、大抵の場合が幾つもの処置を行うので、合計すると結果的に大きな金額になってしまいます。猫を飼う前には是非「猫を生涯飼育すること」を見据えて、ペット貯金専用で貯金口座を1つ作っておくことがおすすめです。病院代を抜かして考えても、1か月のご飯代と猫砂代で3,000円と考えると1年で36,000円、16歳まで生きたとして576,000円。そこに病院代やその他の維持費用などかかるので、1頭につき100万円前後の貯蓄、またはそれがない場合は猫を飼いながら貯めたり、ペット保険に加入することでいざというときの病院代への不安が一気に減ります。
ペット保険については、「うちの猫」にはどの保険が良いか、を中心に考えると良いと思います。その猫が「何歳か」、「病気をしがちか」、「猫の種類でどんな病気が予測できるか」、「その病気には手術が必要か」など、まずご自身の猫の状況を考えて、ご自身の猫に合った保険を探すのが良いでしょう。その猫の生涯飼育する上では病院代は本当に大切であると改めて考えさせられますね。病気になったら、ただでさえ家族は不安定になります。そこに高額な医療費請求に対しての不安が混ざらないように、ペット保険の考慮も含めて、「経済的に計画的に猫を家族にすること」はとても大切なのではないでしょうか。