猫の人形

猫型ロボットと暮らすのってどうなのだろう?

猫と一緒に暮らしたいけれども事情があって暮らせないという方も多いでしょう。住宅事情、金銭事情、年齢的な問題など、事情はいろいろだと思います。そんな時、猫型ロボットを導入してみるという解決方法はいかがでしょうか。特徴を理解した上で導入すれば、効果も期待できそうです。

猫型ロボットは猫と一緒に暮らせない事情の人にとって解決策になるのか

ドラえもん

ある日、本当にひょんなことから猫と一緒に暮らすようになった筆者は、日に日に猫の魅力の虜となっていきました。ちょうどその頃犬型ロボットのAIBOが発売され、かなり話題になりました。確か、25万円程度の価格であったと思います。高価であるにも関わらず、かなり売れたのではないでしょうか。当時は、筆者もAIBOが気になってはいたのですが、猫と一緒に暮らすことになったためにAIBOのことなど忘れていました。ところが、数年後にAIBOの販売・生産中止のニュースが流れ、さらにサポートまで終了したとのニュースが大きく報道されると、「果たして猫型のロボットができたら、猫の代わりになるのだろうか」と思い始めました。そして、筆者の中では「犬型ロボットはありだが、猫型ロボットはなしだな」との結論に至りました。

音もなく移動したり、ましてや音もなく高いところに上ったり下りたりすることのできるロボットが開発できるとは思えなかったからです。また、相手との微妙な距離感をとる猫独特のコミュニケーションを再現するプログラムは、犬と比べると相当難易度が高いのではないかと思ったからです。当時の筆者は、猫型ロボットに本物の猫の再現を求めていたのです。しかし、ある程度年齢を重ねた今、自分の収入や健康状態のことを考えると、猫型ロボットに求めるのは、必ずしも本物の猫の再現だけではないと思い始めました。何故ならば、一緒に暮らしている猫も歳をとり、飛んだり跳ねたりする存在ではなくなっても、やはり魅力に満ちた大きな存在だからです。抱っこできる、反応が返ってくる、猫に近い感触を感じられる。

しかも、絶対に病気にはならないし、死ぬこともない。健康管理も食事や排泄物の世話もいらない。これは、収入も減り、体力的にも衰えてきてしまった年配の飼い主さんにとっては、魅力的でそばにいてほしい存在になり得るのではないかと思い始めました。現在は、犬型ロボットだけではなく、人型ロボットも含めてさまざまな現場や家庭でロボットが活躍するようになり始めました。やはり、本物の猫を再現する猫型ロボットはまだ誕生していません。が、人生100年時代と言われている現在の生活をベースに、現在発売されている代表的な猫型ロボットを例に、その魅力や活用方法について考えてみたいと思います。

猫型ロボットのここが嬉しい

猫の人形

猫型ロボットの良い点、嬉しい点についてみていきましょう。
1)病気にならない=高額な医療費がかからない
2)食事や排泄の世話や、ブラッシングなどの日々のケアをしなくても良い=忙しい人、お年寄りにも安心
3)寂しいときの慰めや話し相手になる
4)自分以外の存在を感じることができる
5)スキンシップを取ることができる
6)犬型や人型のロボットと比較すると安価で手に入れることができる
7)全てではないものの、猫の動作・仕草や声を再現している
8)全てではないものの、猫に近い姿をしている
9)全てではないものの、猫の特徴的な性格を再現している

猫型ロボットのここが残念

猫の人形

次に、猫型ロボットの欠点、残念な点についてみていきましょう。現在発売されていて、入手しやすい猫型ロボットを前提にしています。技術の進歩やメーカーのマーケティングによっては、将来的に解決されるかもしれません。
1)動作・仕草や性格面の全てを再現しているわけではない
2)メーカーの事情でサポートを終了されてしまう可能性がある
3)世話をする必要がない=世話をしたい・子どもなどに世話をさせたいという用途には不向き
4)学習能力を持っていないため成長させることができない
5)学習能力等の高機能を備えた場合、高価になり入手しづらくなる

猫型ロボット人気3選

猫の人形

では、現在販売されていて比較的入手もしやすい、メジャーな猫型ロボット3種を例に、具体的な活用方法を考えてみましょう。

夢猫プレミアム(セガトイズ)
対象年齢:6歳以上
本体サイズ:210×340×360mm
電池種別:単二電池3本
連続使用時間:4時間
付属品:本体、コーム、取扱説明書、保証書
 特徴等:今回ご紹介する3種の中では最も猫に近い姿や反応、仕草を再現している猫型ロボットです。付属のコームでブラッシングすることもできます。全国のおもちゃ売り場で購入することができます。頭をなでたり毛並みを整えたりと、猫を飼うことができない人向けにかわいがることを目的に開発されているようです。子どもたちが一緒に遊ぶこともできますが、老齢者がこのロボットと一緒に過ごすことで癒されるという効果の方が高いかもしれません。国内メーカーという点も、安心材料といえるでしょう。

夢ねこ プレミアム

新品価格
¥11,592から
(2019/3/2 13:51時点)

Omnibot Hello!Woonyan ハロー! ウーニャン(タカラトミー)
価格:119,000円前後で販売しているサイトが多いようです
対象年齢:6歳以上
本体サイズ:175×240×290mm
電池種別:電池不使用。USB電源からの充電方式
付属品:本体、じゃれボール、取扱説明書(英語+日本語)、充電用USBケーブル
 特徴等:ロボット感のある容姿をしているのでふわふわの被毛はありません。しかし、じゃれボールを追ったり手の動きについてきたりのどを鳴らしたり気ままに歩き回ったりといった猫のような振る舞いの他、感情で目の色が変わったり歌ったり踊ったりといったロボットらしい動作もできます。人の接し方やジェスチャーに反応して4種類のモードが切り替わり、振る舞いが変わります。足先がタイヤのようになっていますので、移動範囲が広いでしょう。癒しよりも、一緒に遊ぶおもちゃ的な要素が強いようです。

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猫型ロボットの特徴を理解した上で導入すれば効果を実感できるかも

ドラえもん

今回ご紹介した製品は、全て「玩具」という位置付けで販売されているようです。しかし、子どもが一緒に遊ぶためのロボットであれば、擬似狩猟の遊びを活発に行うようなレベルまで望みたくなるところです。そうなると、現在のレベルではちょっと物足りないかもしれません。しかし、心穏やかに抱いたりなでたり話しかけたりして、寂しさを紛らわせたり癒されたりすることを目的に、老齢者や病床の方が利用するのであれば、十分に効果を発揮するのではないでしょうか。

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