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猫の口臭の9つ原因と予防法!

猫と一緒に寝たり、猫が近くで鳴いたときに「あれ、お口がなんか臭い・・・」と感じることはありませんか。私は、そんなことがあったのでフードを見直してみたり、動物病院で口内の検査や簡単な血液検査を受けて、猫の体の状態を定期的に確認するようにしています。現在では私の猫たちの口臭は全く気になりませんが、日々の歯磨きは欠かせない日課となっています。猫の口臭は単にフードが原因の場合、口腔内疾患が問題の場合、また口には関係ない内臓疾患や他器官の病気であったりします。

猫の口臭の原因と予防法

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猫の口臭については、意外に問題視されない人が多いように感じますが、口臭の多くは病気のサインであり、実際に口腔内疾患であったとしても、口腔内疾患が内臓疾患の引き金となることも多くあります。痛みにより猫の生活の質を落としたり、最悪の事態だと命に関わる病気の可能性があります。日々猫の口の臭いをチェックして、異常に早く気がつくことが大切です。異常を感じたらすぐに動物病院で検査してもらいましょう。

口内の5つの病気

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猫の口臭の原因は、ほとんどが口内の病気により発生します。口内の病気については、歯ぐきの炎症で「歯肉炎」になり、これが進行すると「歯周炎」になったりと段階別で病名が変わります。それ以外にも慢性化すると名称が変わったりする口内炎や、腫瘍が原因の場合があり、一概に「口内の病気」と言っても幅広いので注意が必要です。口内の病気については、内臓疾患などと違い「日頃からの歯磨き」で予防できる病気がほとんどです。

1、歯肉炎が原因の場合
歯石の中の細菌やその細菌からでる毒素によって引き起こされるのが「歯肉炎」です。歯周炎の初期症状とも言えますが、歯石が目立ち口臭がするようでしたら「歯肉炎」を疑いましょう。
予防法
日頃から歯磨きをすることにより、歯肉炎になるリスクを格段に減らすことができます。基本的には「歯ブラシ使用での歯磨き」が一番有効だと言われていますが、歯ブラシで歯磨きができない場合は、めん棒やガーゼを使って歯を磨くことも有効です。口の中に手を入れることができない場合は、歯垢予防のためにつくられたフードやサプリメントを使うのも策でしょう。歯磨きでの予防には及びませんが、多少の予防策にはなります。
2、歯周炎が原因の場合
歯肉炎が進行した状態です。黄褐色の歯石があったり、歯茎が赤く腫れる、歯ぐきから出血などの症状がみられたら「歯周炎」を疑いましょう。歯肉炎の状態で臭う口臭よりもさらに臭いがきつくなるます。早めに治療をしないと歯を抜かなければいけなくなったり実際に歯が抜け落ちてしまうことがあります。歯にとどまらず、顎の骨が壊死したり、血管の中に菌入り込むことによって心臓病や腎臓病を引き起こす原因にもなります。
予防法
 日頃から歯磨きをすることにより、歯周病になるリスクを格段に減らすことができます。基本的には「歯ブラシ使用での歯磨き」が一番有効だと言われていますが、歯ブラシで歯磨きができない場合は、めん棒やガーゼを使って歯を磨くことも有効です。口の中に手を入れることができない場合は、歯垢予防のためにつくられたフードやサプリメントを使うのも策でしょう。歯磨きでの予防には及びませんが、多少の予防策にはなります。
3、口内炎が原因の場合
口の粘膜や歯肉が赤く腫れて、ただれたり出血がみられる場合は「口内炎」を疑いましょう。激しい痛みを伴うことが多いので、ご飯を食べる時に食べにくそうにしたり食べなくなったりする可能性があります。歯周病を併発する可能性があります。また、猫の口内炎は基本的に「感染症によるもの」、「免疫力の低下によるもの」、「歯周病によるもの」の3つがありまので原因を突き止めて処置する必要があります。
予防法
「感染症による口内炎」については、ワクチン接種により根本的にウイルス感染のリスクを減らすので、必然的に口内炎の予防にもなります。「免疫力の低下による口内炎」については、添加物が少ないフードや品質の高いフードを選んだり、フードで補えない必要栄養素があれば、サプリメントで補ったりして免疫力を維持できるように心がけることが簡単な予防法です。「歯周病よる口内炎」については、歯周病の原因となる歯垢や歯石がつかないよう、日々の歯磨きが一番の予防法となります。
4、潰瘍性口内炎が原因の場合
慢性的になってしまう口内炎を「潰瘍性口内炎」、または「難治性口内炎」、「慢性口内炎」と呼びます。口の中が赤くなる、潰瘍がボコボコできる、食欲不振、よだれが増えた、口の中が出血しているなどの症状がみられる場合は「潰瘍性口内炎」を疑いましょう。
予防法
日頃から歯磨きをすることにより、歯周病になるリスクを格段に減らすことができます。基本的には「歯ブラシ使用での歯磨き」が一番有効だと言われていますが、歯ブラシで歯磨きができない場合は、めん棒やガーゼを使って歯を磨くことも有効です。口の中に手を入れることができない場合は、歯垢予防のためにつくられたフードやサプリメントを使うのも策でしょう。歯磨きでの予防には及びませんが、多少の予防策にはなります。
5、口腔内腫瘍が原因の場合
口にできる腫瘍の多くが「扁平上皮がん」です。扁平上皮がんは、口腔内にできる悪性腫瘍で歯肉や舌に「できもの」ができます。
予防法
口腔内腫瘍については多くの要因があり、予防法が確立されていませんが、口内の衛生状態の悪さが要因の場合があります。日頃から歯磨きを徹底することが予防策の1つです。

口内以外の4つの病気

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猫の口臭の原因は、ほとんどが口内の病気により発生しますが、口内以外の臓器の病気の場合があるので注意が必要です。口内の病気も進行すると治療が大変になりますが、多臓器の場合はより治療が複雑になる傾向があります。また、口内の病気が原因で多臓器の病気が引き起こされる場合があるので注意が必要です。口内以外の臓器の病気の場合は、食事管理によって多くが予防できます。

1、肝疾患が原因の場合
通常、毒物や薬物などの老廃物は肝臓で解毒されますが、肝疾患が原因で老廃物が解毒されない状態を引き起こして、老廃物が体内に残ることにより口臭がする場合もあります。肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほど症状が現れにくいので、口内の原因が考えにくい場合は血液検査にて一度肝臓の数値を見てみると良いでしょう。なお、肝疾患には肝炎や肝機能の低下などがあります。
予防法
日頃から品質の良いフード、栄養素で足りないものがあればサプリメントなを与えることによって予防ができます。肝臓ケアを目的としたフードやサプリメントがありますが、定期的な血液検査で肝臓の数値を見てからフードを検討するのが良いでしょう。
2、腎臓病が原因の場合
猫の体の構造は、腎臓病になりやすい構造をしていると言われています。口臭と合わせて、多飲、食欲不振、元気がなかったり覇気がないような症状がみられる場合は「腎臓病」を疑いましょう。血液検査や尿検査、超音波検査などで腎臓病か否かの判断ができます。
予防法
日頃から品質の良いフード、栄養素で足りないものがあればサプリメントなを与えることによって予防ができます。腎臓ケアを目的としたフードやサプリメントがありますが、定期的な血液検査で腎臓の数値を見てからフードを検討するのが良いでしょう。
3、糖尿病が原因の場合
口臭と合わせて食欲の低下や過剰な食欲にも拘わらず減る体重、下痢や嘔吐、元気がない、毛ヅヤが悪いなどの症状がみられたら「糖尿病」を疑いましょう。かかとをつけて特徴的な歩き方をしたりする場合もあります。「白内障」を併発することもあるので注意しましょう。
予防法
日頃から品質の良いフード、栄養素で足りないものがあればサプリメントなを与えることによって予防ができます。特に、肥満にならないような食事管理には気をつけましょう。定期的な血液検査や尿検査結果をもとに、糖尿病予防には「その子の体質に合ったフード」を与えることが一番大切です。
4、感染症が原因の場合
猫エイズウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症などの感染症により「系統性口内炎」を引き起こす場合があります。
予防法
ワクチン接種で感染症の感染予防ができます。

まとめ

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口臭の原因となる様々な病気を紹介致しましたが、たかが「口臭」という感覚で問題視しない方が多いのが現状です。口臭の引き金となる病気は、痛みにより猫の生活の質を落としてしまったり重度の病気を引き起こしたりと問題点が山積みです。いざ病気と分かると、根治治療のために全身麻酔や局所麻酔を行う必要があったり、大きな手術を必要とする病気であったりします。病状が悪化していると根治できずに命に関わる可能性がある場合もあります。口臭を引き起こす病気の大半は、日々の歯磨きであったり食事管理で予防できます。日々のほんの小さなケアの積み重ねがとても大切です。

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